3月16日(水)に放送されるアニメ「平家物語」(毎週水曜深夜0:55-1:25ほか、フジテレビ系)の第10話「壇ノ浦」より、先行カットとあらすじが公開された。
平家の栄華と没落までを描いた古典の名作「平家物語」をベースに、時代に翻弄(ほんろう)されながらも懸命に生きた人々の群像劇を描く同作。アニメオリジナルキャラクター・びわ(CV:悠木碧)を物語の語り部である琵琶法師に据え、平家の人々とびわの交流を軸に物語が展開される。
監督を山田尚子氏、シリーズ構成・脚本を吉田玲子氏、音楽を牛尾憲輔氏が務め、底本には2016年に河出書房新社より刊行された古川日出男氏の訳を採用。連続テレビシリーズとして「平家物語」がアニメ化されるのは今回が初となる。
旅の末に母と再会したびわは、改めて自分も平家の行く末を見守り、祈り続けることを決意し一門に戻る。
しかし、清経(CV:花江夏樹)の入水(じゅすい)に続き敦盛(CV:村瀬歩)が一ノ谷の戦いで戦死、捕らえられた重衡(CV:宮崎遊)は鎌倉に送られ、平家は一人また一人と欠けてゆくのだった。
苦しみに耐えかねた維盛(CV:入野自由)は出家を決意し、最後にびわと短い会話を交わす。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)