主人公の登場が数分という異例の構成も、永山瑛太“我路”らの魅力でトレンド1位!<ミステリと言う勿れ>

2022/03/22 12:15 配信

ドラマ レビュー

金髪姿が話題となった永山瑛太“我路”が再登場!(C) 田村由美/小学館(C)フジテレビジョン

菅田将暉主演のドラマ「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第11話が3月21日に放送された。最終回直前にして、主人公の登場がわずか3回と驚きの構成に。第2話・3話の続きとして我路(永山瑛太)にまつわるエピソードが展開し、ある俳優のサプライズ登場などもあって、Twitterのトレンド1位に輝いた。(以下、ネタバレがあります)

主人公の登場がわずか数分!?


同ドラマは、累計発行部数1300万部を突破した田村由美による同名コミックが原作。天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(よみ:くのうととのう)が、淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、新感覚ミステリーとなる。

今回は第11話だが、物語としては第2・3話のエピソード2の続きとなる、エピソード2.5の前編。エピソード2のキーマンとなった我路が、妹・愛珠(白石麻衣)の死の真相を求めて、“ジュート”という人物を追うストーリーとなった。

整(菅田)が登場したのは、開始から24分後。その後も2回のみで、我路から教わった大阪で開催される美術展に向かった様子が描かれ、合わせて数分という出演時間に。整の推理や、犯人の心を解きほぐすような言葉のない異例の構成ながら、我路の再登場とサスペンス色あふれる展開で視聴者を魅了した。

スリル満点のストーリー展開に


我路が独自に“ジュート”について調べている一方で、連続殺人事件が発生。応援要請によって大隣警察署の風呂光(伊藤沙莉)が捜査本部に加わり、備前島警部(船越英一郎)や猫田(松本若菜)らと捜査を始めた。

そこで浮上したのが、平成の切り裂きジャックといわれた連続婦女暴行殺人事件の犯人・羽喰玄斗(千原ジュニア)。ちなみに、この羽喰玄斗については第5話のエピソード4で展開した。

しかし、かつて羽喰玄斗の事件の捜査に加わっていた備前島は否定し、猫田も様相が違うと賛同。さらに捜査を進めていった。

やがて、新たな被害者が出てしまい、現場に「羽喰十斗」という、犯人と思われる署名が残されていた。