北村匠海が狂気の演技で視聴者を震わせる!
「ジュートは誰だ?」
第3話の終わりで出てきた“ジュート”という名前。以来、原作ファンをはじめ、ジュートを誰が演じるのかとSNSはざわついていた。第11話の放送前には、ドラマ公式SNSでもタグをつけてPRし、ジュートの瞳だけをアップにした画像も公開。そこから演者を予想する声が相次いでいた。
演者は、そこで出ていた大方の予想を裏切る結果に。ジュートこと羽喰十斗は、寄木細工ミュージアムの学芸員・辻浩増(北村匠海)だった。
我路は、愛珠が持っていた寄木細工の箱を開けられないかと辻に会っていた。一方、刑事の猫田と風呂光は、我路がミュージアムを訪れていたことが分かり、辻に話を聞きに行った。そして、その後に辻に誘い出された猫田は、ナイフで刺されてしまった。
これまでの事件で女装して被害者の気を引いたり、遺体を運んでいたジュート。猫田を刺したナイフを、大量出血させるために手首をひねって抜くという残虐さを見せた。視聴者からは「こんな悪役の匠海見たことない」「鳥肌たった」「狂気な表情のとき ぞくっとした」といった驚きの声が。
今回のエピソードをけん引する1人の我路を演じた永山は、放送前に自身のSNSで「ジュート。素晴らしい俳優さん、圧巻だったよ」とつづっていたが、まさにその通りの演技だった。
Twitterのトレンドランキングでは、タイトルが1位になったほか、「北村匠海」もTOP10に入る反響を呼んだ。
ラストは、我路とジュートが対峙したところで終わった。最終回となる第12話は、3月28日(月)に15分拡大で放送。今回のエピソードの結末と、大阪に美術展を見に行った整の帰宅道中のエピソードが合わせて展開する。
◆文=ザテレビジョンドラマ部