和田庵、『茜色に焼かれる』で新人賞を立て続けに受賞!「本当に名誉なことだと思っています」

2022/03/23 07:30 配信

映画

インタビューに応じた和田庵 撮影:ブルータス海田

カナダへの留学を経た後に挑んだ映画「茜色に焼かれる」(2021年公開)が、「第95回キネマ旬報ベスト・テン」で新人男優賞、「第76回毎日映画コンクール」でスポニチグランプリ新人賞を受賞。そして3月25日(金)より開催される「第35回 高崎映画祭」では、最優秀新人俳優賞を受賞するなど、映画界を中心に注目を集めている新人俳優・和田庵(いおり)。このほど和田が取材に応じ、オーディションで役をつかんだ時の心境や映画撮影時のエピソード、今後の目標などを語った。

茜色に焼かれる」は、社会的弱者が生きづらい時代に翻弄(ほんろう)され、もがきながらも懸命に生きようとする母子の姿を描くヒューマンドラマ。多難の時代に逆風を受けながらも前向きに歩もうとする主人公・田中良子役を尾野真千子が務め、「舟を編む」(2013年)、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」(2017年)などで知られる石井裕也監督がメガホンを取った。和田は、良子の息子・純平を演じた。