結婚、別れ、子育て、移住…“おおかみ”と共に生きることを選んだ女性の13年に及ぶ一代記! 映画「おおかみこどもの雨と雪」がBS12にて放送

2022/03/26 11:00 配信

映画

3月27日(日)夜7:00より、BS12にて放送される映画「おおかみこどもの雨と雪」 (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

毎週日曜夜7:00より、BS12 トゥエルビにて放送中の「日曜アニメ劇場」。3月27日(日)は、細田守監督が自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立して手がけた初の作品である映画「おおかみこどもの雨と雪」を放送する。

奥寺佐渡子と細田監督が共同で脚本を手掛けた本作で描かれるのは、「一人の女性が、恋愛・結婚・出産・子育てを通じて成長する姿」と、「その子供たちが、誕生から自分の生きる道を見つけて自立する過程」。

人生のさまざまな局面において、親として、あるいは子として、どのような選択をするのか。そんな誰しもが直面するリアルで普遍的なテーマを、“おおかみおとこ”と人間の間に生まれる≪おおかみこども≫というファンタジックな設定を用いて描く。

二人の“おおかみこども”の母となる主人公・花を宮﨑あおい、“おおかみおとこ”を大沢たかおが演じる他、黒木華染谷将太麻生久美子菅原文太ら豪華なキャストが集結。キャラクターデザインは「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる貞本義行が担当している。

また、花と“おおかみおとこ”が出会った大学の構内や二人がデートをするカフェ、花と子供たちが暮らす田舎の古民家や小学校など、モデルとなった場所が数多く存在し、作品を見た観客が“聖地巡礼”に訪れたことでも大きな話題に。丁寧に描写されたロケーションにも注目だ。

映画「おおかみこどもの雨と雪」あらすじ


東京の郊外の大学に通う花(CV:宮﨑あおい)は、おおかみの血を引く“おおかみおとこ”の「彼」(CV:大沢たかお)と恋に落ちる。共に暮らし始めた二人の間に生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」の二つの顔を持つ“おおかみこども”だった。

二人は、雪の日に生まれた姉に雪(CV:大野百花/黒木華)、雨の日に生まれた弟に雨(CV:加部亜門/西井幸人)と名付け、4人でつつましくも幸せに暮らしていたが、そんな生活はある雨の日、「彼」の死によって突然奪われてしまう。

残された花は、雪と雨をちゃんと育てることを心に誓い、子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらを選ぶこともできるよう、豊かな自然に囲まれた田舎町のおんぼろの古民家に移り住むことを決意する。