吉高由里子、2024年大河ドラマ主演に意気込み「共感していただける主人公を表現できたら」<光る君へ>

2022/05/11 21:41 配信

ドラマ 会見

私が描く紫式部は元気で強い女性になる


脚本を務める大石は「平安時代を描くということで不安な気持ちもあります。しかし、紫式部はオリジナル脚本を制作するうえで、色々構築できる人物だと思い、挑戦しがいがあるなと思っています」と意気込みを明かした。また、紫式部の描き方を聞かれると「紫式部はただ暗いだけではなく、力強い女性だったと思います。なので、私が描く紫式部は元気で強い女性になると思います」と語った。

紫式部が主人公として描かれている作品は珍しいという質問について、「あまりよくわからない人物なので描かれてこなかったのかなと思います。その分、オリジナル性が持てる人物だと思っております」と説明し、さらに「心身ともに深く関わった藤原道長と紫式部は、夫婦にはならないけれど、その関わりが「源氏物語」を生むので、そういった人間的な関わりを描きたいなと思います」とコメント。

脚本を務める大石静(C)NHK


一番に吉高さんが浮かびました


吉高の印象を聞かれると「以前、ご一緒した時に控えめな感じと奔放な感じ、頼りない感じと、とても意志のある感じが、一人の中に同居していて、珍しい女優さんだなと感じました。いろんな顔をできるということが本当にすてきだなと思います」と評し、「今回の大河ドラマのお話を聞いて、一番に吉高さんが浮かびました」と明かした。

主演の吉高由里子(左)、脚本の大石静(右)(C)NHK