ディーン・フジオカと岩田剛典が5月12日、都内で行われた「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(6月17日[金]公開)の完成披露舞台挨拶に、佐々木蔵之介、新木優子、広末涼子、村上虹郎、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平、メガホンをとった西谷弘監督とともに登壇した。
探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とし、ディーン演じる誉獅子雄と、岩田演じる若宮潤一が、唯一無二の名探偵バディとして数々の難事件を解決するドラマ「シャーロック」(フジテレビ系)を映画化。本作では初めて東京を離れ、閉ざされた離島を舞台に資産家の死と誘拐事件の真相を探る姿を描く。
ディーンと岩田のコンビネーションについて、西谷監督は「かなり早い段階からイチャイチャしていて、(ドラマから)2年以上経つんですけど、勝手にイチャイチャしているので、いい加減にしろよって感じですね」と答え、笑いを誘った。
2人との共演シーンが多い佐々木は「イチャイチャしているので、僕もその中に入ろうとしました(笑)。普通バディは凸凹しているんですけど、お互いに品があって清らかで美しい感じをまとっているので、羨ましかったですね。でもそこに入れる僕も嬉しかったですね」とにっこり。
そんな2人の言葉に、岩田は「そんな感じでたくさんイチャイチャさせていただきました」と認め、ディーンは「これ、乗っかるしかないじゃないですか(笑)。この流れ」と笑った。
また、お互いに変だと感じるところを聞かれると、ディーンは「異常なほどに荷物が少ないんですよ。自分もいろんな旅や引っ越しを繰り返して、荷物ってかなりソリッドにまとめるタイプなんですけど、そんな自分が見ても“おかしくない、荷物の量”って思うくらい少なくて、それが今回の新しい発見でしたね」と明かした。
また、どれくらい少ないのか追求された岩田は「全然、自覚がなくて。ディーンさんに言われて初めて気づいたんですけど、手提げ1つって感じですかね。下着なんかも現地調達で済ませちゃうので。携帯と財布と充電器があればどこでも行けます」と打ち明けた。
◆取材・文＝風間直人