「ひよっこ」今後の展開は? キーワードは『五輪後の○○』

2017/05/05 09:30 配信

ドラマ

放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)は、5月1日より第5週に突入。集団就職で上京したみね子(有村架純)の奮闘ぶりと、新たに登場した仲間たちとの掛け合いが注目を集め、早くも名作との呼び声が高い。

そんな本作の制作統括・菓子浩氏にインタビューを行い、あらためて見どころや今後の展開の“ヒント”を聞いた。

「ひよっこ」は第5週に突入!(C)NHK


──岡田惠和さんの秀逸な脚本や方言のせりふ、増田明美さんの独特過ぎるナレーションなど、さまざまな話題で盛り上がっている本作ですが、反響の大きさは実感されていますか?

視聴者の方から、感想のお手紙をたくさん頂いています。皆さんそれぞれが、あの時代に体験されたことを書いてくださっていて、ご自分の人生に重ね合わせながら、熱心に見てくださっているのだなとうれしく思っています。

──茨城が舞台となっていた物語序盤で、特に意識されていたテーマはありますか?

「朝ドラ」は半年間ほぼ毎朝流れる他にないドラマですので、一番大事なことは毎朝“登場人物たちに会いたいな”と思ってもらえることじゃないかと思っています。岡田さんの本の特徴でもありますが、特に序盤では、それぞれの登場人物が人間味あふれる人たちであるように描くことを大切にしていました。

──みね子が上京し、大きな転換点を迎えました。これからの見どころを教えてください。

故郷での時間の流れ方と東京での時間の流れ方は全く違いますし、みね子が一癖も二癖もある魅力的な人物たちに出会うところをお楽しみください。

また、セットの見どころとしては、ラジオ工場を再現するのにすごく手間がかかっているところです。昔ながらのラジオを作っている秋田の工場にご協力いただいて、当時の写真などを参考にしながら、かなり精度の高いセットを作りました。これまでのドラマではあまり見たことのない、風景のシーンになっていると思います。

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