黒木華主演「みをつくし料理帖」は現代と江戸がつながる時代ドラマ

2017/05/09 10:55 配信

ドラマ

「みをつくし料理帖」でNHK初主演を務める黒木華

5月13日(土)よりスタートするドラマ「みをつくし料理帖」(毎週土曜夜6.05-6.43NHK総合)の第1回完成試写会が行われ、主演の黒木華をはじめ、森山未來小日向文世安田成美、そして脚本の藤本有紀が登壇した。

同作は、高田郁の同名時代小説を原作に、2016年に木曜時代劇「ちかえもん」で向田邦子賞を受賞した藤本有紀が脚本を務める時代劇。黒木演じる大阪生まれの女料理人・澪が、江戸の板場で料理人の腕を磨きながら成長していく物語。

ヒロインを演じる黒木はNHKドラマ初主演。今作を演じるに当たって「愛されている原作があるので、これは頑張らねばならないぞと思いました。私も澪のように周りの方々に助けてもらいながら撮影しています」とコメントした。

澪が働く料理屋「つる家」の主人・種市を演じる小日向は「原作者の高田先生が現場に来た時に、華ちゃんを見る目がきらきらしていて、ほれ込んでいるんだなと感じた。その目を見て、このドラマは間違いないなと思った」と黒木の演じる澪に太鼓判を押した。

また、番組の最後には「澪の献立帖」というコーナーがあり、ドラマに登場した料理のレシピを澪が紹介する。これについて黒木は「現代のシステムキッチンでなぜか着物姿の澪が料理をしているので、現実でも皆さんに作っていただけると思います。そういうところも含めて、いろんな人に楽しんで見ていただければいいなと思います」と締めくくった。