木村拓哉“桐沢”魂のメッセージに感動の声「言葉一つ一つが響いた」<未来への10カウント>

2022/06/03 19:14 配信

ドラマ レビュー

木村拓哉“桐沢”が村上虹郎“西条”にかけた言葉は…「未来への10カウント」第8話 (C)テレビ朝日

木村拓哉が主演を務めるドラマ「未来への10カウント」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第8話が、6月2日に放送された。体に異変が見つかりボクシングをあきらめざるを得なくなった西条(村上虹郎)に、熱い思いをぶつけた桐沢(木村)。その言葉に、視聴者からも感動の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

「ボクシング部に…戻りたいです」


未来への10カウント」は、生きる希望を失っていた男・桐沢祥吾が高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に再生していくさまを描く“世代を超えた青春群像劇”。脚本は、「HERO」シリーズ(2001~2015年、フジテレビ系)や「CHANGE」(2008年、フジテレビ系)の脚本家・福田靖が手掛ける。

松葉台高校ボクシング部でNo.1の実力がありながら、脳に動脈瘤が見つかり医師からボクシングを断念するよう宣告されてしまった西条。第8話は、西条を襲った非情な運命が西条だけでなく部員たちの心をもかき乱す展開となった。

まるで吹っ切れたような笑顔を浮かべ、演劇部に入部した、と報告してきた西条。だがそれは本心からの行動ではなかった。ボクシング部の練習風景をこっそり覗いていた西条を桐沢が呼び止めると、西条は「何で俺やねん。ボクシングできひんて…演劇部なんか楽しくもなんともないわ。ボクシング部に…戻りたいです」と、本音を打ち明けた。

桐沢の言葉が西条の心を動かす


「俺も網膜剥離でボクシング諦めた時、目の前真っ暗になったよ」と、自らの経験を話し始めた桐沢。「どうにもならないことが人生にはあるんだよな、どうしたって抗えないってことが」。淡々とした口調に、西条を何とか励ましたい桐沢の切実な思いがこもる。