そして「救ってくれたのは部員のみんなだ、お前らだよ。この年になって学んだよ。人は何があってもどこかで希望を見出すことが、立ち上がることができる」と続けた。
「お前にはまだまだ時間が残ってるんだ。まだ聞いたことないだろ?試合終了の10カウント」「その時間の間に、誰かと会って、何か話をして、何かを見て何かを感じて、人は変わっていけるんだと俺は思う」。桐沢の言葉を涙をこらえながら聞いた西条はその後、先輩部員・伊庭(高橋海人)の励ましにも力を得て、桐沢のサポートをする“練習パートナー”としてボクシング部に復帰した。
桐沢が苦しむ西条に贈った魂のメッセージに、視聴者からも感動の声が続出。「桐沢さんが西条くんを励ますシーン、涙が止まらなかった」「桐沢コーチの言葉一つ一つが響いた」「桐沢さん、本当にカッコいい!!」といった声が上がった。第8話ラストで葵(満島ひかり)が桐沢に突然プロポーズするシーンも話題を呼び、Twitterでは放送後、「未来への10カウント」の略称「みらてん」がトレンド上位に浮上する反響だった。
6月9日(木)は最終話を時間拡大で放送する。ボクシング部コーチと非常勤講師も続けながら、焼き鳥店も再会することにした桐沢。泊まっていた時間を取り戻すかのようにフルパワーで人生を突き進んでいたが、その矢先、桐沢が部員たちを始動している最中に倒れてしまう。
※高橋海人の「高」は正しくは「はしご高」
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