松葉台高校でボクシング部のコーチと非常勤講師を続けながら、コロナの影響で潰れてしまった焼き鳥店も再開させることになった桐沢は、開店準備に奔走しながら、悲願のインターハイ出場を目指す弱小・ボクシング部の指導にさらなる熱を注入。
度重なる不幸に見舞われ、生きる希望を喪失していた頃とは一転、止まっていた時間を取り戻すかのようにフルパワーで人生を突き進んでいた。
そんな桐沢への思いが溢れだし、いきなりプロポーズしてしまった葵。一方、葵の息子・圭太(川原瑛都)も、桐沢に父親になってほしいと切望。しかし2人の結婚には“もうひとつの障壁”が存在することを知る。
そんな中、桐沢はようやく焼き鳥店の開店日を迎えるが、その矢先、部員たちを指導している最中に倒れてしまう。
やがて、松高がインターハイ出場を懸けて宿敵・京明高校に決戦を挑む時がやってくる。前年の雪辱を果たすべく、インターハイ予選に臨む松高ボクシング部。
さまざまな壁にぶち当たり、迷い悩みながらも切磋琢磨してきた桐沢と部員たち。そして桐沢と葵の恋の行方。これからの“未来”を懸けたファイナルラウンドのゴングが、ついに鳴り響く。
――という物語が描かれる。
公式HPなどの予告動画には、小さな声で「ありがとう」と呟く桐沢や、走り込みやミット打ちなど懸命に練習に励む部員たちの姿、さらに「俺は今まで腐ってた分、取り返さないと」とのナレーションと共に、自宅でシャドーボクシングをする桐沢の姿が。
また、桐沢と葵が橋の欄干で向き合い話したり、学校の校門で言い合うような姿も描かれている。
さらに、焼き鳥店で働くユニフォーム姿の桐沢も登場し、それぞれが選んだ未来に向かって大きく前進している様子が分かる。
しかし、突如リング上で倒れる桐沢に、部員たちが駆け寄るシーンも描かれ、最後まで目が離せない展開に。
最終話放送を前に、「京明に勝って!」「桐沢コーチ、10カウントの前に立ち上がって!」「どうか葵と桐沢がうまくいきますように」「桐沢コーチにも生徒にも幸せが訪れますように」といったエールや、「最終回なんて悲しい」「最終回私たぶん号泣」といった声など、オンエア前からSNS上などで話題となっている。
「未来への10カウント」最終話は、6月9日(木)夜9:00よりテレビ朝日系で放送。
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