山本耕史、地域の有力者・雲海役で“ダイロク”の前に立ちはだかる「雲海に追い詰められている人もいれば、救われている人もいるんです」<競争の番人>

2022/06/13 17:01 配信

ドラマ

山本耕史のコメント


――「ひとつ屋根の下2」(1997年)以来、25年ぶりの月9出演についていかがですか?

当時は、渋谷の“渋スタ”と呼ばれるスタジオで撮っていて、そこでフジテレビさんのドラマをガンガン撮っていたことを思い出します。あの頃は、こじんまりとしたところで職人さんのようなスタッフの皆さんとドラマを撮っていたという感覚が今も残っていますね。

――今回演じる天沢雲海についていかがですか?

最初に台本を読んだ時の印象はなんとなく時代劇でいう悪代官のような、表ではいい顔をしているような印象を受けましたが、よくよく台本を読んでいくと雲海が果たして悪い人なのか? そういう疑問もありました。今回は“公取委に敵対する人物”、“立ちはだかる壁”として雲海が描かれていますが、あからさまに敵として演じる部分とそうじゃない部分のバランスは監督と話し合いましたね。雲海に追い詰められている人もいれば、救われている人もいるんです。

――坂口健太郎さん、さんの印象は?

坂口君とは以前も共演したことがありますが、今回がっつりと絡んで、彼の面白い部分をたくさん見させてもらいました。僕はテストでやったことと違うことを本番でやってみたりしちゃうんです(笑)。それを坂口君もさんも面白がってくれて。裏を返せば楽しめる余裕というか、ゆとりがあるんだなという印象です。さんは今まで共演はなく、もの静かな方なのかなという印象で、背も高くてスラッとしていて、強いオーラを持ってる方ですが、話してみると意外とふんわりとしていて、柔らかな方で、会話をしていても、独特な言い回しを挟んだり、面白い方だなと思いました。

――視聴者の方々へメッセージをお願いします。

刑事でもない検察でもない、検事でも弁護士でもない、公正取引委員会は、企業の不正などにどこまで踏み込める職業なのか、よく聞くけど具体的には分かっていない公正取引委員会をドラマとして描くということは、全く新しい作品が生まれるということなので、見ていて勉強にもなるだろうし、面白い作品だと思います。

野田悠介プロデューサー(フジテレビ第一制作部)のコメント


山本耕史さん演じる天沢雲海はダイロクメンバーが相対する第1話最大の敵になります。雲海はお金の使い方に異常なこだわりを持っている人物。公取委から見れば不正を行っている疑いがある人物だが、彼のおかげで救われている人もいる。雲海が成し遂げたいこととは何か!? 山本さんにしかできない表現で天沢雲海を形作っていただきました! ぜひ、ご覧ください!

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