<ナンバMG5>最終話もトレンド1位! いい意味で裏切られ続けた視聴者が間宮祥太朗“剛”ロスに「会いたいよ、難破君」

2022/06/24 15:50 配信

ドラマ レビュー

「ナンバMG5」第10話より (C)フジテレビ

間宮祥太朗主演のドラマ「ナンバMG5」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の最終話が6月22日に放送された。初回から最終話まで、出演者、全スタッフの熱意が感じられ、まさに“全開バリバリ”のフルスロットルで描かれていた本作。回を追うごとにドラマファンを夢中にさせていきTwitterのトレンドランキングは最終話も堂々の1位だった。 (以下、ネタバレが含まれます)

人気のヤンキー作品に仲間入り!

「ナンバMG5」第10話より (C)フジテレビ

小沢としおの漫画「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(秋田書店)を映像化した本作。10代の頃に千葉最強のヤンキーと恐れられた父・勝(宇梶剛士)、元レディース総長の母・ナオミ(鈴木紗理奈)の元で育った難破家の次男・剛(間宮)が、ケンカの英才教育を受けた後に“普通の高校生の青春”にあこがれて白百合高校という普通の学校に入学するというストーリー。

良い作品を見た後というのは、写真一枚を見るだけでジーンとする。ドラマ「ナンバMG5」のファンは、今どんなシーンを思い出しても目を潤ませているのではないだろうか。

今作品は、ある意味で視聴者を裏切り続けてきた。まず、ヤンキーがテーマであることから荒っぽい乱暴な世界観ではないかと思った人も当然いるだろう。しかし、ドラマが始まって届いたのは「ナンバで泣けるとは思わなかった」「剛…ツレのためにしか拳使わないめっちゃいい人じゃん」「暴力的な解決は嫌だなと思っていたけど、ナンバの世界ほんと好き」など、難破家がヤンキーであることよりも大切なテーマがたくさん盛り込まれていることに気付いた称賛の声。「東京リベンジャーズ」や「今日から俺は!!」、「クローズ」、懐かしいところでいうと「GTO」、「ROOKIES」など、ヤンキーたちが活躍する作品の人気が高いことから言っても、ケンカに明け暮れる若者がただの厄介者というわけではなく、心にアツいものを持っているということがわかりやすく伝わるといえる。

「ナンバMG5」第10話より (C)フジテレビ

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