迫力満点のアクションに感動
「ナンバMG5」が期待以上だったのは、アクションシーンもそう。ドラマスタート前に流れた予告映像で、剛を演じる間宮祥太朗がカメラに向かってパンチやキックをしてくる映像からすでに迫力があった。これは第3代RIZINバンダム級王者の朝倉海選手が直々にアクション監修に入っていたこともあって、まさに“闘う男”の姿がカッコよく映し出されていた。
ドラマ本編でも血だらけで殴り合う乱闘シーンや、剛と宿敵のタイマン喧嘩シーンがよく盛り込まれていたが、どれも迫力満点で視聴者の目を釘付けにした。
演出の本広克行氏は「踊る大捜査線」シリーズや映画「サマータイムマシン・ブルース」、「亜人」等を手掛けており、緩急ある演出で人を引き付ける。最終話の冒頭、WANIMAの曲「りんどう」に乗せて剛の高校生活を振り返り、前話で崩壊してしまった二重生活の悔しさを描いた約2分半の場面なんてドラマ史上に残る感動的なシーンだったのではないだろうか。
下に続きます