向井理、地に足のついた俳優「面白い役を演じることに意味がある」【てれびのスキマ】

2022/07/01 05:00 配信

芸能一般 コラム

向井理提供写真


いまだに自分のことを「芸能人」だと思っていないという向井。「仕事は何?」と聞かれたら「映像をつくっています」と答えるだろうと言う(「向井理を捨てた理由」)。監督やスタッフと同じ作り手のひとり。だから俳優だけが特別なわけじゃない、と。そんな向井は以前、初代マネジャーにこんなメールを送っている。
「たまにはそうやって自分の鼻をへし折ってください」(同)。その意識が続く限り、地に足のついた向井理の強さが損なわれることはないに違いない。

文=てれびのスキマ
1978年生まれ。テレビっ子。ライター。雑誌やWEBでテレビに関する連載多数。著書に「1989年のテレビっ子」、「タモリ学」など。近著に「全部やれ。日本テレビえげつない勝ち方」

※『月刊ザテレビジョン』2022年8月号