中島裕翔、ドラマ「純愛ディソナンス」で新境地「”好青年のイメージ”を変えていく」<インタビュー>

2022/07/01 06:30 配信

ドラマ 編集部おすすめ

「純愛ディソナンス」ポスタービジュアル(C)フジテレビ


ーー中島のパブリックイメージといえば、爽やかで真っすぐな好青年。特に第2部は、それを自ら覆していくことになりそうだ。
「5年後の正樹はだいぶあくどいこともやって、その中で生きていかなきゃいけない。そこはもう、今言っていただいた”好青年のイメージ”を変えていくしかないかなと。これまで演じてきた役と真逆なので、自分的にはそうした部分を“つぶしていく”感覚。新たな挑戦が楽しいし、その反応も面白い。現場で『怖っ』とか『(今までと)全然違う』って声が周りから漏れるとニヤリとしますね」

ーーちなみに第1部では、ピアノを弾くシーンでも新境地を見せる。
「全くの未経験。本当にゼロから練習して、芝居中はちゃんと弾いています。意識したのは、そこまで情緒を持って弾き過ぎないこと。(ピアニストのように弾くしぐさで)あまりにもこうなっちゃうと、見られることを意識してるパフォーマーになっちゃうので。本番は、毎回めちゃくちゃ緊張して手が震えました(笑)。リハだとリラックスして弾けるんですけど」

ーーせっかく習得したピアノ。今後もプライベートで続けていく?
「『もったいないから続けた方がいい』って、先生にも言われました。ピアノは音に感情を乗せる方法がすごく勉強になったなって。ドラムも抑揚をつけてたたくことがあるけど、ピアノの方が、より繊細。先生が教えてくれた言葉の一つ一つが自分にはあまりない感覚で楽しかったので、時間が許せば続けたいですね。今は練習動画もたくさんあって便利ですし」