──乙女寮の女子工員たちから熱い視線を注がれますが、撮影現場で意識したことはありますか?
(キャストの中に)男が僕しかいなかった時は、男性スタッフさんを見ると「仲間がいる」と思って安心しましたね。
乙女寮は花園ですから(笑)、なかなか彼女たちの話には加わりづらかったんですけど、助けてくれたのは有村さんでした。以前共演したことがあったからなのか、僕が助け舟を求めていたからなのか(笑)、話し掛けてくれて居心地の良い雰囲気を作ってくれました。
──井之脇海さん演じる雄大とは、どのような関係なのでしょうか?
女の子たちばっかりの乙女寮で、やっと話し相手を見つけたような感覚でしょうか(笑)。井之脇くんとは、撮影現場でも(役と)同じような間柄でしたね。
──“イケメン枠”として注目されることについては、どう思いますか?
そうですね…(笑)。注目されるのは、“台本の力”に尽きますからね。視聴者の方に「いいな」と思ってもらえるのであれば、それは全て脚本家の岡田(惠和)さんの力だと思います。
──みね子と喫茶店に行くシーンは、いかがでしたか?
「ひよっこ」はセットが物語ってます! その時代にタイムスリップした感覚になるくらい、素晴らしいセットだと思いました。
実は喫茶店のシーンで、「みね子ちゃん、歌うまいよね。紅白も行けるよ! 司会もやれるんじゃない?」というアドリブの会話をしていたんです。
それで、みね子が歌って、「綿引さんも…」と言われたところでカットがかかって。監督は「何であそこでカットをかけたんだ」って、後悔されていたみたいなんです(笑)。その影響なのか、正義は海で歌うシーンがあるんです…。
──今、お仕事について手応えを感じていますか?
やっていることは何も変わりませんが、いろいろな役者の方たちと共演させていただいて、知識やスキルが身に付いていっているなとは感じています。それを発揮できる場所があるうちは、一生懸命やっていこうと思います。
──これから挑戦したい役はありますか?
そうですね…。ぜひ、警察官以外の役を!(笑)
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