藤岡弘、が、2023年放送スタートの大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)に出演することが発表された。松本潤主演、古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。藤岡は、2016年に放送された大河ドラマ「真田丸」以来、8度目の大河ドラマ出演となる。
藤岡は、織田の礎を築いた信長の父・織田信秀を演じる。尾張の戦国武将で、どんな苦難にも負けない豪胆で勇猛果敢な人物で、領地を広げ、織田家繁栄の基礎を築く。岡崎城主・松平広忠と対立し、幼少時代の家康(竹千代)を人質に取る。信長にとっては厳格な父であり、信長の人格形成に大きな影響を与える、という役どころだ。
自身の役柄について藤岡は、「かつて大河で二度、信長を演じさせていただき、今回その父親役を演じることは感慨深いものがあります。あの豪胆な息子、信長を育て上げた父とはどんな人物か、いろいろ想像すると楽しくなります。現在、4人の子供の父親として子育てに苦労しているので、どのような父親像であのような信長に育ち、影響を受けたのか、一瞬で納得出来る父親像を、と考えてみると楽しくなります」とコメント。
また、「今まで大河ドラマで演じさせていただいた武将は思い出深く、大河ドラマ7作目『真田丸』で演じた本多忠勝が、自分の中では坂本竜馬、織田信長と共に反響が大きく、やりがいがありました。その人物の強烈な生き様が、一瞬に強く焼き付くような思い出になれば俳優として本望です」と大河ドラマの思い出を明かした。
さらに、「信長役の岡田准一さんにお目にかかれるのが楽しみです。これからの映像界を背負ってかれる楽しみな青年と思っております」と息子・信長を演じる岡田について語った。
今回の発表は、大河ドラマ「どうする家康」公式Twitterにて行われており、藤岡は、北川景子に続く2人目のキャスト発表となる。大河ドラマ「どうする家康」公式Twitterでは、「戦国サバイバル 大変なのは家康だけじゃない みんな“どうする?”」と題して、出演者が発表されている。