そして、諭は恋の修羅場を迎える。告白してからバイトを休んでいた結が心配で会いに行くと、バイト先の山下(安藤玉恵)と吉ミラ(北香那)も合流し、4人で食事へ。そこにヒロシがバイト先の女性2人を伴って現れた。
向き合うことにした結とヒロシ、立会人としてヒロシに同伴してきた女性1人を残し、諭ら4人は結の部屋で待つことに。そこで、山下は結がバイト先の店のみんなのことを「すごい尊敬しているんだわ。みんな何かに向かってがんばっているって」と言っているとし、なかでも諭のことが一番なのだと明かした。
そして、山下は「ちゃんと覚悟があるのか問いたい。一生懸命なんだ、彼女は。一生懸命な子と付き合うのは、一生懸命な覚悟がいるだろ」「一生懸命を受けきれるのか」と問い掛けた。みんなにコーヒーを淹れてあげて、ひと息おいてから、諭は「彼女とおると、この人を守りたい思えるゆうか、でも守りたいのに、なんや、めっちゃ守られてるゆう感じもあって、たまらんのです。一緒におりたいんです」と打ち明けた。
そこにヒロシと別れてきた結が戻り、「一緒におりたいんです」という言葉を、もう一度自分に向かって言ってほしいと願い、「私も…一緒にいたい」と返事した。
魂のところで惹かれ合う運命の恋の始まりを丁寧に、繊細に表現した仲野と伊藤。仲野が彼氏と対峙したときに「アッ、アッ」と甲高い声を出すという笑いの場面をはさみつつ、伊藤の「ちゃんとしたい」という決意を感じさせる表情もよかった。SNSには「仲野太賀と伊藤沙莉の二人芝居が眼福」「神演技」「伊藤沙莉と仲野太賀、ほんとにうまいな。キュンとはこういうこと」といった声が上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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