阿部亮平(夏目幸大役)コメント
管制官について本当に勉強不足で、最初に管制官役と聞いた時は、コンピューターとかを見て異常がないかなどを確認するのかなと思っていたのですが、実際には、タワーの上から、今どこにどの航空機がどういう状態にいるか、ということを全部把握して、その上で一つずつ指示を出すっていう…これはもう、とんでもないお仕事だなって思いました。
でも、実際にその様子を見たら、皆さんすごく冷静に淡々とやられていて、その頼もしさがすごいなと感じました。難しいとは思いますが、その頼もしさを僕もなんとか出せたらいいなと思っております。
――プロフェッショナルという面で、実際に気象予報士の資格を持っている阿部さんがこの役を演じられるということに関してはいかがですか?
めちゃくちゃうれしかったですね。気象予報士の資格を取ったのはかなり前なのですが、こうやって資格が結びつくっていうのは、想像できていなかったので。気象関係のせりふとかも結構あるんですけど、そういうところにも説得力みたいなものを持たせられるのではないかなと思っております。
玉城ティナ(河原かすみ役)コメント
私は普段から旅行が好きで飛行機にもよく乗っているのですが、管制官のお仕事がどういうものか、自分の頭の中で全然イメージができていなくて、そこがまず恥ずかしかったなと…。でもこの役をいただけたことで、また自分の知識が増えるなという思いがありました。
管制塔に上らせていただきましたが、みなさん淡々と管制されているのですが、そこに充満している緊張感や普段見ることのできない独特な世界を見させていただいたので、これはちゃんと生かして演じないと、と思いました。
訓練生なのでせりふをスラスラ言えなくてもいいよ、と言われているのですが、自分の中で「ちゃんとやらなくちゃ」という気持ちがあり、これからドラマの中でかすみも成長していくと思うので、そこは自分と重ねて最後まで頑張りたいなと思っています。
黒川智花(飯塚理香子役)コメント
実際にCAさんとお会いして、基本所作やお客様に対する心持ちなどを教えていただいたんです。多くの方はそんなに頻繁には飛行機に乗る機会がないと思うので、その貴重な時間を少しでも快適に過ごしてほしいという思いで全フライトに携わっているとお伺いして、その姿勢がまさにプロフェッショナルだなと思いました。作品を通してですが、私もその一端として演じていければなと思っています。
吉瀬美智子(喜多見七海役)コメント
まず制服を着たときから、猫背ではいけないなという気持ちが芽生え、姿勢から正すと言いますか、この肩の4本線には身が引き締まる思いがして…。制服を着るとスイッチが入る感じはありますね。
訓練もさせていただいたのですが、初日はパニックでした。指導してくださる方は当たり前のように教えてくださるのですが、何を言っているか分からず、頭の上にクエスチョンがついて、「ん?」っていう感じで…。何度も玉森くんと目が合いました(笑)。
そこからのスタートだったので、本当にできるんだろうかという不安はあったのですが、一つ一つ確認し、いかにリアル見えるか話し合いながら一歩ずつ作っていっている感じです。
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