綾野剛“新町”「俺、本気なんです」現役復帰を目指しJリーグの加入テストを受ける<オールドルーキー>

2022/07/23 06:00 配信

ドラマ

「オールドルーキー」第3話より (C)TBS


新町がサポートしたのは、塔子(芳根)が入社当初から担当してきた“ビックマウス”なマラソン選手・秀島。会見では「世界記録を目指す」と豪語し記者たちを驚かすも、満を持して臨んだレースで惨敗。不安定な精神状態で行った囲み取材で逆切れし、メディアや世間から袋叩きに遭う。

そんな中、練習中にチンピラに絡まれ、動画をアップされてしまった秀島は突如音信不通に。塔子から秀島がいそうな場所を聞いた新町は、思い出の地である軽井沢へと向かう。そして「深沢さんが言ってました、秀島さんは『調子が良かったから負けたんだ』って」と告げるのだった。

フィクションからリアルへ…“粋な演出”に称賛の声も


レース前の発言で、知らず知らずのうちに自らを追い込んでいた秀島。新町に対して、調子がいいからこそミスをしてしまったのだと語る塔子は、愛に溢れた表情を見せる。そして「秀島さんは、最高の選手だから」と断言した塔子の思いを汲み取り「やっぱ僕じゃありませんよ、秀島さんをマネージメントするのは深沢さんです」、そう伝えた。

新町に与えられた正社員雇用の条件は、“秀島を無事にサポートすること”。しかし、自分が秀島をサポートし続けて高柳に認めてもらうよりも、担当を塔子に戻すことを優先させる。SNS上では「新町、マネジメント向いてると思う」「最高だからもう正社員になろう?」「正々堂々と仕事に取り組む姿勢がすてきです」などといった声が集まった。

また、第3話が放送された7月17日は「世界陸上オレゴン」の開催期間中。ドラマオンエア後に放送されたのは、男子マラソンだった。フィクションからリアルへ、TBSの粋な演出に「マラソンの日にこの話持ってくるのはずるい」「ドラマと現実の境目がなくなりそう」「狙ってやがる」などのコメントが続出した。