長瀬智也主演ドラマ「ごめん、愛してる」に池脇千鶴ら

2017/05/19 06:00 配信

芸能一般

池脇千鶴のコメント


――14年ぶりの民放連続ドラマ出演で難しい役に挑戦されますが、この作品に出演しようと思った決め手は?

このドラマのお話自体、普遍的な愛の話で、いいなと思ったんです。私の一人よがりの感覚ではなく、今見る人たちにとってはとても新しく響くかなと。いろいろな広がり、可能性をこのドラマに感じました。その中で若菜という役をいただいて悩みました。悩みましたけど、プロデューサーに説得されました(笑)。「ぜひ!」と熱心に言っていただいて「じゃあ、一緒に頑張ってみようかな」と私も思って。背中を押されたので決めたという感じです。

――高次脳機能障害についてご存じでしたか? 勉強をしたと伺いましたが?

そういう障害を持った人がいるということは知っていました。まず、本屋さんや図書館に行っていろいろな本を読みました。それから動きやお芝居のヒントがあったらいいなと思い、プロデューサーにお願いして探していただいて、3人の高次脳機能障害の方とお会いしてお話ができました。

たわいもないことばかりを話しましたが、私にとってはとても身になるもので、いろいろな表情を見せてくださったり生活の一部を見せてくださったり。おしゃべりをすることで掘り下げて得られたものがありました。取材させていただいた中でいろいろなエッセンスを使って自分なりに若菜像を作り上げることができたので、とても助かっています。

――若菜として長瀬さん演じる律と25年ぶりに会うというシーンでクランクインでしたが、いかがでしたか?

長瀬さんとドラマで共演するのは初めてです。律と接してみて、若菜としては懐かしいし、うれしい記憶がぱぁっと花咲いたような感じでした。

――意気込みと視聴者へのメッセージをお願いします。

意気込みはないです(笑)。(民放の連続ドラマは)久しぶりですし、新鮮な気持ちで楽しもうという気持ちでやっています。ドラマを見る方は、主人公や恋愛する4人の男女に思いを入れることができると思うけれど、私の役柄は理解しにくい部分もあるかもしれません。広い心で見て、ドラマ全部を丸ごとただ楽しんでいただければと思います。