――「記憶捜査」シーズン3が決定したことを聞いたときの感想をお聞かせください。
我々の仕事は一期一会ということが多く、同じ座組で同じキャスト・同じスタッフでやれるというのはそうそうあることではないので、それも3回目ということで、ご覧いただいている視聴者の皆さまに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、また北大路さんにお会いできることがすごくうれしいですしとても楽しみです。
――撮影への意気込みをお聞かせください。
私が演じている栗田というのは、どちらかと言えば一服の清涼剤という感じで、事件の中で少し笑えるシーンになればいいなと思って刑事部屋での栗田のキャラクターを作っているので、そういった皆さんに笑っていただけるようなアドリブをいつも考えていますが、今回もいろいろ面白いことが思いついたらいいなと思っています。
――視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
(脚本の)櫻井武晴さんがお書きになる本は、その時の時事問題を先取りしていたことが過去にとても多かったんですね。
シーズン1で扱った外国人技能実習生問題やシーズン2で扱った種苗法に関する問題など、そういったテーマがドラマの中に盛り込まれていて、その作品が終わって少し経ってからそういったニュースが出るということがよくあったので、櫻井さんの先見性というか、時事問題を上手に捉えてそれをエンターテインメントの中に盛り込むところが、視聴者の方にも楽しんでもらえているのかなと思うので、今回はどういった事件でどういった事柄が起きるのかというのは僕自身すごく楽しみにしていますし、ご覧いただく視聴者の皆様にも、そういうこともあわせて楽しんでいただきたいなと思います。
また、シーズン3ということで北大路さんはじめ、レギュラーメンバーのチームワークがとてもいい作品なので、我々のあうんの呼吸というか以心伝心な感じが画面を通じて必ず出ると思いますので、事件の妙味と我々のチームワークとを楽しんでいただけたらなと思っています。
――「記憶捜査」シーズン3が決定したことを聞いたときの感想をお聞かせください。
またシーズン3で、刑事課チームとおなじみのキャラクターたちと仕事ができるのは大変うれしく楽しみです。
――撮影への意気込みをお聞かせください。
鑑識の制服を着て、ますますチーム力を高めたいと思います。
――視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
鬼さんの記憶にある新宿の風景は私にとっても懐かしく、昔の景色は何か大事な事を思い出させてくれます。優しい心で、記憶捜査チームと共に事件のカラクリの読み解きをお楽しみください。