玉森裕太“粋”&中村アン“真夢”運命の恋を振り返り「NICE FLIGHT!」最終回迫る

2022/09/09 11:30 配信

ドラマ

粋と真夢の恋の行方は…?(C)テレビ朝日

パイロットの倉田粋(玉森裕太)と航空管制官の渋谷真夢(中村アン)の恋の行方にやきもきした「NICE FLIGHT!」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が、9月9日(金)に最終回を迎える。そこで、これまでの粋と真夢の恋の軌跡を振り返ってみる。(以下、ネタバレを含みます)

“ひと聞き惚れ”から始まった恋


本作は、パイロット・粋と航空管制官・真夢の恋愛模様を軸に、JAL全面協力の“お仕事ドラマ”の要素も盛り込んだ作品。

3年目の副操縦士・粋は、羽田の管制で聴く声の主が気になっていた。最初は無愛想な人だと思ったが、その声は一緒に空を飛んでくれているような感じがする。だから、実際はどんな女性なのか興味を持ったのだった。

そんなある日のフライト中、彼は悪天候に巻き込まれるが、その女性の冷静かつ的確な管制に助けられる。着陸後、粋は無線で彼女にお礼を言うが途中で切られてしまった。無愛想な対応に驚きながらも、会ってお礼を言いたくて粋は彼女を探し始める。

その彼女は、青森空港から羽田に異動になった真夢。仕事は完璧だが、複雑な生い立ちのせいか他人と距離を置く性格で、同僚との付き合いもほとんど無い。友人は、同郷のCA・理香子(黒川智花)ぐらいだ。

粋と真夢の出会いは、空港内。CAたちの逆ナンから逃げようとした粋が、通りがかっていた真夢にぶつかってしまったのだった。彼は謝るが、CAとじゃれあってると思った彼女は、粋に良い印象を持たなかった。

その後、“交流会”と称した関係者の合コンで2人は再会。声の主が目の前にいるとも知らず、粋は“あの時の管制官”の話を始めるが真夢は知らん顔…。そして、お礼の途中で無線を切ることについて考えの相違で険悪な空気になってしまった。

その帰り道、粋にパイロット狙いの管制官訓練生・かすみ(玉城ティナ)が「声の主は私です」と告げる。「練習も兼ねて担当していたが、最後焦って切ってしまった」という嘘を信じてしまった。

真夢の青森の実家で彼女の知らない一面を見た粋


後日、搭乗訓練で、真夢は粋の青森行きフライトに同席。空港到着後、機体トラブルが見つかり、彼は青森で一泊することに。空港職員から「近くに空港の除雪隊“ホワイトインパルス”の伝説の隊員が住んでいる」と聞いた粋は、その人物の家を訪ねることにする。

その家から出てきたのは、何と真夢。“伝説の隊員”とは彼女の祖父・勝成(小野武彦)で、ここは真夢の実家だった。そこで、真夢は元々は東京生まれだが、若くして彼女を産んだ母親が青森の祖父に彼女を預けて去ったこと、祖父を一人にしたくないと青森に留まる真夢を心配して、勝成が半ば強引に東京に行かせたことを聞かされる。

夜遅くなり、帰る粋を追いかけて真夢がやって来た。「行きたい所がある」と言う彼女に付いていくと、空港の滑走路が見渡せる高台。「私は飛行機に乗るより見上げる方が好き」。彼女は幼いころからここで、母親がいつ自分を迎えに来るのか、と飛行機を見上げて待っていたのだった。知らなかった一面を見て、彼女に対する印象が少し変わる粋。

そのとき、強風が吹き付け、「今の風なら離着陸も全く問題ないです」と言った真夢の声を聞き、既視感に襲われた粋は「俺、前に何度か話したことある?」と尋ね、ナンパと誤解されてしまう。

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