今作の元となった演劇版&映画版「サマータイムマシン・ブルース」にも登場されていたヨーロッパ企画の役者の方々。正義超人や奇面組のようにみなさん個性豊かですので、キャラクターとして起こすのがすごく楽しかったです。
今作では元は「田村くん」役だった本多力さんも独立したキャラクターに。上田誠さんはオファーはなかったところ、個人的にやはり出てほしいと勝手に描いたら採用されました。ほんとうに未来は自分で掴み取るべきものなのですね。
まさかこのワールドを生きられる世界線があるとはでした。我々を規定するのは不可能性だと樋口師匠から教わりましたが、今回ばかりは世界は可能性に満ちていると思わざるをえない僥倖でした。アフレコには出演メンバー皆で臨みまして、ヨーロッパ企画の顔をしたキャラクター達にヨーロッパ企画が声を当てる、という事態でした。タイムマシンで自分たちとでくわす不気味さと似た体験かもしれません。
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