重岡大毅“北”「死ぬな、死ぬな…死ぬな!」入山法子“彩女”との二人旅がついに完結<雪女と蟹を食う>

2022/09/22 06:00 配信

ドラマ

入山法子“彩女”を助けようともがく重岡大毅“北”  (C)「雪女と蟹を食う」製作委員会

9月23日(金)、ジャニーズWEST重岡大毅主演、入山法子共演のドラマ「雪女と蟹を食う」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレビ東京系)の最終話となる第12話が放送される。

自殺を図ろうとしていた男性と孤独な人妻の“二人旅”


本作は、自殺を図ろうとしていた男性・北(重岡)が、孤独な人妻・雪枝彩女(入山)と、カニを求めて北海道まで旅をするサスペンスフルなラブストーリー。彩女の夫で小説家・雪枝一騎を勝村政信、一騎の担当編集・巡健人を淵上泰史、北と彩女にとってキーパーソンとなる北海道のホステス・マリアを久保田紗友が演じ、監督は「全裸監督」(2019年)や映画「ミッドナイトスワン」(2020年)などを手掛けた内田英治らが担当している。(以下、ネタバレを含みます)

“カニ”の特選コースを堪能…迫り来る死の影


9月16日に放送された第11話では、北と彩女にとって“最期の目的”であったカニを堪能するシーンが描かれた。常に「生」と「死」がよぎる本作とは思えないほど、幸せそうにカニを食べる二人。しかし、先ほどまで生きていた新鮮なカニを食らう、と考えれると、やはり本作らしい描写なのかもしれない。

「そろそろ行きましょうか」、幸せな時間は彩女の一言であっけなく終わってしまう。

“最期”の食事を終え、海辺へと向かった二人。その後、彼女の死を止めようと北は涙を流しながら必死に説得するも、彩女の決意は揺るがない。そして、夫のへのゆがんだ愛を抱えた彩女は、ゆっくりと海へ消えていくのだった。

次回、物語は最終話を迎える。偶然出会った二人は、旅の中で互いに「生」と「死」への思いを募らせながら、北海道の地までやって来た。長いようで短い時間を共に歩み、多くの涙を流した北。彼が少しでも救われる結末であることを期待したい。