竹内涼真“宮部新”の復讐劇、幕を閉じる…終了を惜しむ声でトレンド1位を獲得<六本木クラス>

2022/09/30 16:26 配信

ドラマ レビュー

竹内涼真が演じる“宮部新”(C)Kwang jin /tv asahi

9月29日、「六本木クラス」(テレビ朝日系)が最終回を迎えた。全13回に渡る宮部新(竹内涼真)の復讐劇の終わりと、新と葵(平手友梨奈)の恋のゆくえを見届ける視聴者のコメントが開始直後から次々に投稿され、放送終了寸前についに「#六本木クラス」がTwitterトレンド1位に。その後2時間近く1位をキープするほど熱いインパクトを残して番組は終了した。(以下、ネタバレを含みます)

ケガをおして葵を助けに行く新


本作は、韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトでリメークした作品。主人公・宮部新が、自分を絶望の淵にたたき落とした長屋茂(香川照之)・龍河(早乙女太一)親子に復讐を誓い、彼らが営む巨大企業“長屋ホールディングス”に仲間と共に挑んでいく下剋上ストーリー。と共に、新を巡る三角関係や仲間たちとの絆も見どころで、ジャンルミックスなエンタテインメント作品となっている。

龍河の手先に撃たれ、意識不明から目覚めた新は、龍河から葵と龍二(鈴鹿央士)の居場所は父の茂が知っているとのメールを受け取る。

まだ傷も治らず安静にしていなくてはならないが、葵を助け出すため、長屋茂に居場所を聞きに行こうとする新。優香(新木優子)が「死にに行くようなものじゃない!行かないで!」と懇願し、「何かあったら、私…」と泣く彼女に、新は「オレは葵のことが好きなんだ」と告げる。「そんなの、アンタ以外みんな知ってたよ!」と優香。

愛のために信念を曲げた新


そして亮太(中尾明慶)に支えられて茂の元を訪れ、葵たちの居場所を尋ねる新を、茂は「この私に土下座できるか?」と挑発。新にとって、茂に土下座をするのは死ぬより受け入れがたいことだが、愛する葵のためなら「何千回でも何万回でもできる」と、土下座をした。

愛のために信念を曲げた新に「カッコいい!」と絶賛の声が上がると共に、「こんなんでうれしいか?」などと、視聴者からは最後まで卑劣な茂にあきれるコメントも。それと同じタイミングで新が「こんなことで土下座させてうれしいですか?」と茂に問い、視聴者が新の気持ちとシンクロしながら見ていたことが窺われた。

新は監禁場所に到着し、ついに2人は再会し、お互い生きていたことを喜んだ。新の体を心配する葵に「何でだろう…頭の中が葵でいっぱいだ。すごくドキドキする」と愛の言葉を羅列する新だったが、龍河が抱き合う2人にナイフで襲いかかった。新と龍河は文字通り死闘を繰り広げ、最後は新の顔面を殴り、16年越しの因縁の関係に終止符が打たれたのだった。