松山ケンイチ主演「ロストケア」特報解禁で長澤まさみと対峙 主題歌は森山直太朗

2022/10/03 05:00 配信

映画 音楽 動画

松山ケンイチ、長澤まさみが出演する映画「ロストケア」のティザーポスター(C)2023「ロストケア」製作委員会

松山ケンイチ長澤まさみが初共演する映画「ロストケア」のティザーポスターと特報映像が解禁。さらに主題歌を森山直太朗が歌うことも発表され、森山本人と監督、プロデューサーからコメントが届いた。

松山ケンイチが介護士なのに連続殺人犯、長澤まさみが検事で対峙


2023年3月に全国公開する本作は、2012年に第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した葉真中顕氏の小説が原作。連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫る社会派エンターテイメントストーリー。

主人公の心優しい介護士・斯波宗典を演じたのは、大河ドラマの主演をはじめ、映画、ドラマと数々の話題作に出演する松山ケンイチ。また斯波と対峙する検事・大友秀美は日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、人気と実力を兼ね備えた長澤まさみが演じる。

「僕は42人を“救いました”...」斯波のしたことは正義なのか?


今回解禁されたティザーポスターは、松山と長澤の顔が左右半分だけ写され、真ん中に「救ったのか」「殺したのか」の文字、その下には折り鶴の線画が描かれている。

また特報映像では、長澤演じる大友検事が、松山演じる斯波の一つ一つの言葉に押されながらも正義を貫き通すため反発する証人尋問シーンが描かれている。「僕は42人を“救いました”...」。そう語る、介護士でありながら42人を殺害した連続殺人犯・斯波。相対するは、連続殺人犯を裁くため立証する検事・大友。自分のしたことを「殺人」ではなく「救い」だと主張する斯波は、白髪でただならぬ過去をもつようなたたずまいとその信念をもった真っ直ぐな目つきで、大友に言葉を浴びせる。

映画「ロストケア」より(C)2023「ロストケア」製作委員会


さらに、本作の主題歌を森山直太朗が担当、特報で曲も解禁された。本作のために書き下ろされた新曲「さもありなん」は、アコースティックギターのやさしく、繊細な音色が印象的なバラード。森山本人が「普遍の優しさから生まれた一曲」と語る楽曲が本作にどのようにしてマッチしていくのか見どころだ。