2022/10/15 08:00 配信
高級レストランで食事をしていた男(高橋海人)は、何を思ったのか突然、一緒にいた女性・津久井エマ(片岡凜)を残して出ていってしまう。男がレストランを出ると、そこにはスーツ姿の一団が待ち受けており、その中のひとり・中越(坪倉由幸)は、男にごまをするようにプレゼントを差し出すが、男はそれもスルーして去っていく。
小さな広告代理店に勤め、毎日地味な作業に追われている茶谷かしこ(桜井ユキ)は、取引先の社長・浅桜沙世子(濱田マリ)の手伝いで看板設置を行っていた。そこへ通りがかった男とぶつかった勢いで、かしこは看板を壊してしまう。
文句を言うと、男は面倒くさそうにお金を差し出した上に、看板の違法設置について責めてくる。追い詰められたかしこは、言われるがまま自分の名刺を差し出すと、男は去ってしまう。
後日、かしこは警察から連絡を受ける。恐る恐る訪れた病室には、数日前に会ったあの男の姿が。なんと記憶喪失で、身元も不明らしい。ポケットに入っていたかしこの名刺を唯一の手がかりに、警察官(前野朋哉)から話を聞かれたのだった。
男のことを何も知らないかしこは、すぐに帰ろうとするが、そこへ、第一発見者として佐藤渉(田中みな実)がやって来て、かしこは焦る。
実は、渉はかしこの高校時代の親友だったのだが、ある理由から今は距離を置いていたのだった。一方の渉は再会を喜び、無邪気に「この男を一緒に助けてあげよう」と言い出す。
会社に戻ったかしこは社長の青柳有造(光石研)に呼び出され、大型案件のコンペに挑戦するよう説得される。ただでさえ今抱える仕事で忙しいかしこは無理だと断るが、会社存続の危機を盾に泣きつかれてしまう。
イライラして席に戻ると、事務員の赤井美香(伊藤修子)から来客だと声を掛けられる。すると、そこには渉とあの男が、同僚の黒瀬顕介(末澤誠也)や白鳥陽大(本多力)と楽しそうに話す姿が。
渉が勝手に命名したその男・アサヒの身元を探し出すために、かしこにチラシ作りの依頼をしに来たのだ。すると、ひょんなことからアサヒがかしこの会社でアルバイトをすることに。
そんな中、渉は恋人の榎田要(三宅健)が持ち帰った雑誌にある写真が掲載されているのを見つけ、衝撃を受ける。
※高橋海人の高は正しくは「はしご高」
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