7人になってから変わってしまった、限界を感じているんじゃないかという花巻社長。メンバーは黙り込んでしまって反対の声も挙げない。弾は皆がやる気がないせいだとなじると、メンバーからは弾が厳しすぎるという不満の声が上がる。
部屋を出ていった弾にあす花は「夢を追っても諦めてもいい、ただ後悔だけはしてほしくない」と声をかける。あす花のまっすぐな思いに突き動かされ、弾はメンバーとともに社長に直談判に行く。弾は頭を下げて、もう一度パフォーマンスを見てほしいと懇願し、メンバーもあす花も頭を下げた。申し出を受け入れた社長は、彼らの同期である“CHAYNEY(チェイニー)”のライブで一曲歌うことを提案する。
ライブ当日、遅れてくるマネージャー・添木ケンジ(宮野)の代わりにあす花が引率して“8LOOM”は会場入りする。“CHAYNEY”のマネージャー・香坂すみれ(内田)に急な出演は迷惑だというように言われてしまい、ステージに“8LOOM”が登場すると“CHAYNEY”のファンからはざわつきが起こる。そんな状況にあす花は不安に思いながらも、彼らのパフォーマンスが成功するように真剣な眼差しで見守る。
アウェイな空気の会場だったが、“8LOOM”が懸命にパフォーマンスするとペンライトやうちわを振る観客が徐々に増えていく。あす花は“8LOOM”のライブを見つめながら、生徒を励ましていた教師時代を重ね合わせて涙を流す。“8LOOM”は観客とあす花の視線を集めながら歌とパフォーマンスを完璧にやり遂げ、会場は熱い拍手と歓声に包まれる。あす花も思わず「最高ー!」と叫び、惜しみない拍手を送るのだった。感動するあす花と“8LOOM”のライブパフォーマンスに思わず胸が熱くなる。
“8LOOM”はドラマ内容だけでなくボーイズグループとしての魅力も存分に伝え、見ていて飽きないほどクルクルと表情を変える本田もキュートな印象を残した。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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