長澤まさみの暴露に鈴木亮平がタジタジ…「早く僕のこういうところに慣れてください」<エルピス>

2022/10/22 13:40 配信

ドラマ 会見

長澤「ここまでおちゃめな人いるかな(笑)」


また、撮影の裏話を聞かれた長澤は、鈴木のイメージが変わったといい、「鈴木さんのイメージは何でも完璧にこなす格好良い人というイメージだったんですけど、すごくおちゃめな方だというのを初めて知りました」と告白。それを知ったのは、鈴木が“スマートフォンをポケットから取り出し、カバーを開け、電話に出る”というシーンの動作を確認していた時だという。

その時のことを長澤は、「目の前に、本当に小さいカップですよ。コーヒーがなみなみに汲まれてあるカップがあって、まさかと思っていたんですけど、そのスマホをカップの中に落とすという…。プールとか、大きい川とか海じゃないんです。やりそうだなと思っていたんですけど、ここまでおちゃめな人いるかなと思って(笑)。でも、ある意味期待に応えてくれる、本当に格好良い方だなと思いました」と説明。鈴木は「最後のフォローが全く届いていない!」とツッコミながら、恥ずかしそうに笑顔を浮かべた。

続けて長澤は、鈴木が椅子の高さを調整していた際に、「勢いよく下げるもんだから、後ろにのけぞりようになって、『あああ!』って(笑)」と、鈴木のさらなるおちゃめエピソードを披露。鈴木は「たぶんその時も言ったと思うんですけど、早く僕のこういうところに慣れてください」と、“ゲラ”だという長澤にタジタジに。それを受けて、長澤は「真剣なシーンが多い中で、笑わないようにしようというのが大変だったよね」と眞栄田に語り掛け、眞栄田も「そうですね」と頷いた。

知り合いの報道関係が「ニヤリとして『リアルだね』と」


最後に見どころを聞かれ、渡辺は「人間が作ったんだけれども、時として私たちにとって固い、分厚い壁であるようなものに対して、あまり戦い慣れていない人たちが本気で戦おうとか、立ち向かおうと思った時に、どういったことが起こるのかということを見ていく物語だなと思います」といい、「そういう人たちがどういう表情をするのかとか、どういう声を出すのかというところが、一番感動的で、揺さぶられる」とコメント。

鈴木は、テレビ局の政治記者役を演じる上で、報道に関わる知り合いたちに話を聞いたと明かし、その知り合いたちにストーリーを説明すると、「いつもニヤリとして『リアルだね』と言うんです」と話した。そして、「誰よりもテレビを愛していながら、いろいろな思いを抱いてテレビを作っている人たちが作る、本気のテレビに関するドラマです。どうやってテレビが作られているかというところを、ぜひ見ていただけたらなと思います」と、リアルさが見どころだと明かした。

1話を事前に見たという眞栄田は、「純粋に面白かった」と感想を述べ、「大根監督らしい、ちょっとしたコメディー要素というか、笑いがある部分だったり、魅力のあるキャラクターばかりで、75分あっという間に過ぎ去ったな、すごく引き込まれて見たなという印象が強いです」と語った。

そして、長澤は「どのキャラクターも置いてきぼりにならない作品」とアピール。演じる恵那については「過去にあった自分の失敗みたいなものにとらわれていて、前に進めない、自分の人生にちょっと立ち止まっている人」だといい、恵那の今後にも注目してほしいと話した。

さらに、「人生ってやっぱりいろいろなことがあって。自分の気持ちが前に向いている時もあれば、次の瞬間にはやっぱりそうじゃないかもと思って引き返したり、思わぬ方向に足が向いてしまうこともたくさんある。でも、それがやっぱり人間なんだなというのを、浅川恵那を通して感じました」といい、登場人物たちに自分を重ね合わせながら見てほしいと語った。