以前は一緒に使えていた物が使えなくなるという描き方もあった。例えば、高校時代の紬と想の仲が急速に近づいていくのに重要なカギとなったのは“音楽”だ。音楽プレーヤーのiPodを使い、有線でつながったイヤホンを二人で分け合って聴いたスピッツの曲。紬はそれで音楽を好きになったし、想のことをぐんと好きになったきっかけでもある。
ところが、突然一方的に別れを告げられ、一人になった紬の有線イヤホンは調子が悪くなり使えなくなった。新しく買ったイヤホンはワイヤレスの無線タイプ。それを落としてしまい、想がイヤホンを拾って再会するという展開はまさに運命的だ。
手話を習う前の紬に想が教えてくれたのは、話した言葉を文字に起こしてくれる音声認識アプリ。次会ったときには紬のスマホにアプリがダウンロード済みだったことも視聴者の胸キュンポイントだった。ちなみに、UDトークというアプリで、リリース元の公式Twitterは『「手話」「筆談」に加えて「音声認識」が選択肢として加わった気がします』とコメントしている。
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