葉山奨之と伊原六花がW主演するドラマ「シコふんじゃった!」の第3話が11月2日に配信スタートした。30年前の映画「シコふんじゃった。」に出演した竹中直人が登場するエピソードが展開。竹中演じる相撲好きな青木の名言も散りばめられていた。(以下、ネタバレがあります)
同ドラマは、本木雅弘主演で1992年に公開され、日本アカデミー賞5部門受賞など高い評価を得た映画「シコふんじゃった。」から30年後の新たな物語を描く。映画で監督・脚本を務めた周防正行が総監督となり、ディズニーの公式動画配信サービス・ディズニープラスで毎週水曜昼4:00より全世界へ独占配信。
舞台となるのは、またもや廃部の危機に直面する教立大学相撲部。卒業単位のために入部した亮太(葉山)と相撲以外への興味ゼロな穂香(伊原)を中心に、現代の若者たちの魅力がつまった青春ストーリーが繰り広げられる。
第3話は、穂香が憧れの存在である青木(竹中直人)と出会うところからスタート。前話ラストで青木が姿を見せたとき、映画ファンは心をくすぐられたことだろう。映画「シコふんじゃった。」の主要キャラクターなのだ。
青木は、映画「シコふんじゃった。」の主人公・秋平たちが入部するまでは唯一の相撲部員で、稽古部屋に住み込んでいた。大学8年生だったことや相撲に勝ったことがなかったことを除いて、ドラマ版の穂香と同じ境遇だ。
穂香にとって青木の自伝本はバイブルで、「四股(しこ)踏んで地固まる」という言葉を大切に思い、また青木がきっかけで教立大学相撲部に入学したのだった。
根っからの相撲好きは変わらない青木は、亮太たちに「いましかできないこと、本気でやってみな。本気でやればきっと楽しくなるから」とアドバイスした。
ところが、実は、その自伝本はうそだらけで、熊田(六平直政)らOBたちから総スカンを食らっていた。青木と同じ時期に相撲部員となり、現在は亮太や穂香たちを応援している田中(田口浩正)が経営するちゃんこ店で熊田に見つかってしまい、穂香にもうそがバレてしまった。
怒った穂香は、稽古部屋の前にあったドラム缶の中に青木の本を捨ててしまう。
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