坂東彌十郎、演じた北条時政の笑顔やラストシーンを語る「三谷幸喜さんに感謝です」<鎌倉殿の13人>

2022/11/06 21:00 配信

ドラマ インタビュー

坂東彌十郎が演じた北条時政(C)NHK

小栗旬が主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第42回「夢のゆくえ」が11月6日に放送された。この回で、この世を去ることになった義時(小栗)の父で初代執権・北条時政を演じた坂東彌十郎がコメントを寄せた。

ポンコツだから女性は甘えさせてくれない(笑)


――「おなごには苦労しない」時政の魅力を教えてください。

なんだろうな、真っすぐなところじゃないですかね。守ろうと思った女性は必ず守るというのは、やっぱり女性にも通じるんじゃないかな、という感じですよね。だから尽くしてくれるし、でもポンコツだから女性は甘えさせてくれない(笑)。そういう女性が、きっと時政は好きなんでしょうね。

周りの人がつくってくれた笑顔


――時政の笑顔についてお聞かせください。

それはもう本当に、周りの人がつくってくれた笑顔で。泰時(坂口健太郎)が会いに来てくれて僕が目覚めるときに、「…うん」って顔をじっと見て、「あれ…誰…?」と思っている間に、泰時がとてもいい笑顔をしてくれるんですよ。それでもう、昔の気持ちに戻れる部分もあるし、サツキ(磯山さやか)も言葉はきついけどやっぱり優しいし。伊豆にいた頃の北条の雰囲気、またあそこに戻れたというのは、やっぱり時政が一番幸せだったということじゃないですかね。

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