本田翼“あす花”が高橋文哉“弾”にハグされ、くるくると変わる表情がキュート<君の花になる>

2022/11/09 12:57 配信

ドラマ レビュー

「君の花になる」第4話より (C)TBS

弾はあす花のもとに駆けつけて、思いを話す


弾が向かった先は、優里(木南)のキッチンカーを手伝うあす花のもとだった。あす花を見つけると意を決して駆け寄る弾。客だと思って振り向いたあす花は弾がいることに驚く。弾は気まずかったのか、唐突にキッチンの建付けの悪かった棚を直したことを告げる。

そして、「悪かった、動物園で、あんな言い方良くなかった」と動物園で教師だったあす花のことを覚えてないと言ったことを謝った。弾はレコーダーをポケットから取り出し、「あんたが初めてだった、俺の曲、良いって言ってくれたの。あんたにまた会ってがっかりなんてしてねーから」と言う。さらに再会して最初は驚いてムカついたけど、あす花に見せたかった自分になれてない自分に一番ムカついたことを話す。弾が今も昔もあす花に背中押されている、と素直な言葉を口にすると、あす花ははにかむようなうれしいような表情で「ありがとう」と言った。

それを聞いた弾は、何かを決断したかのように掌に力を込めると、手を広げて「仲直りのハグ」とグループで決めたルールをしようと促す。驚くあす花に弾が「嫌なら別に」というと、あす花は「イヤじゃないけど」とおずおずとハグに応えた。

あす花は弾の背中に手を回し、弾はあす花をグッときつく抱きしめて目を瞑る弾。弾のしっかりとした抱擁にたじろぎつつも、弾の思いを感じ取ろうとするあす花。抱きしめたあと、弾は目も合わさずに、じゃ、と言ってそそくさと帰っていく。あす花は戸惑いつつ、走り去っていく弾を見送る。そして、歩み寄ろうとする気持ちに思いを馳せながら、弾の去った方を見ながらほほ笑んだ。あす花演じる本田のくるくると変わる表情がキュートな印象を残した。

◆文=ザテレビジョンドラマ部