三谷幸喜が作・演出の舞台「笑の大学」上演決定 出演は内野聖陽、瀬戸康史

2022/11/10 04:00 配信

芸能一般 速報

上演が決定した三谷幸喜が作・演出の舞台「笑の大学」に出演する瀬戸康史、内野聖陽※提供写真

三谷幸喜が作・演出を務める舞台「笑の大学」が、2023年2月8日(水)より東京・PARCO劇場で上演されることが決定した。検閲官・向坂睦男役として内野聖陽、劇団「笑の大学」の座付作家・椿一役として瀬戸康史が出演することも発表された。東京を皮切りに、3月・4月新潟、長野、大阪、福岡、宮城、兵庫、沖縄と巡演する。

伝説の舞台と言われる傑作二人芝居


同作は、1996年に初演され、第2回読売演劇大賞で「最優秀作品賞」を受賞した三谷幸喜の傑作二人芝居。ロシア、韓国、中国、フランスでも翻訳上演されたが、1998年の再演以来、1度も日本では上演されていない伝説の舞台となっている。

警視庁の取調室で相対する男二人のドラマ


戦争色が濃厚になる昭和15年。警視庁検閲係・向坂睦男と劇団「笑の大学」座付作家・椿一という二人の人物がいた。非常時に喜劇など断じて許さないとする向坂は、上演中止に追い込もうと執拗なまでの注文を繰り返す。しかしなんとか上演許可をもらいたい椿は、向坂が要求する無理難題を逆手に取りながら、あくまで真正面からの書き直しに挑戦する。警視庁の取調室を舞台に、相対する男二人のドラマが始まる。