佐藤健、満島ひかりの演技に感銘「めちゃめちゃカッコいいな!この人」

2022/11/22 04:30 配信

ドラマ 会見

Netflixシリーズ「First Love 初恋」配信記念プレミアイベントより※ザテレビジョン撮影

満島ひかり佐藤健が、11月21日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催されたNetflixシリーズ「First Love 初恋」配信記念プレミアイベントに出席。共演の八木莉可子木戸大聖夏帆中尾明慶荒木飛羽、アオイヤマダ、向井理小泉今日子、そして寒竹ゆり監督と共に撮影を振り返り、印象的だったエピソードを語った。

宇多田ヒカルの名曲「First Love」「初恋」にインスパイアされた本作は、1998年から約20年にわたる“初恋”の記憶を描いたラブストーリー。満島はフライトアテンダントを目指す野口也英、佐藤は航空自衛隊のパイロット・並木晴道を演じ、「天使の恋」などを手掛けた寒竹監督が演出・脚本を務めている。

佐藤「安心して眠れたんです(笑)」

佐藤健※ザテレビジョン撮影


250カ所のロケ地で、8カ月におよぶ大規模な撮影が行われたという本作。撮影を振り返って印象的だったエピソードを聞かれ、佐藤は「僕が担架で病院に運ばれるシーン。運ばれている時に、也英がそこに駆け付けて、『大丈夫なんですか?』って言うシーンがあって、あそこがめちゃくちゃ印象に残っています」と語ると、満島は「えっ…眠っていたよね?スピ~スピ~って聞こえてきて、『佐藤さん寝てますね~』ってみんなで(笑)」とツッコむ。

それを受け、ニヤリとしながら佐藤は「俳優の『ここぞ!』という感情がグッとなるシーンって、スタッフさんも大事なシーンだからって環境を整えて長回しで一発撮って、めちゃくちゃいいお芝居ができてOKというのは普通なんです。でも、(今回の)僕が担架に乗って、也英が『大丈夫なんですか?』って言うシーンって、オンエアを見たらたぶん1秒、2秒のカットだし、撮影もそんなに長くない尺なので、スタッフさんも普通のシーンだと思ってやっているんですけど、たぶん満島さん的には、ここが本当に大事なんだって。1、2秒のカットのために何回も目に涙を浮かべて、気持ちをグッと持ち上げて、やっている様を見て、めちゃめちゃカッコいいな!この人って。…カッコいいなと思えたから安心して眠れたんです(笑)」と絶賛し、満島は照れくさそうに「寝てたけどね(笑)」と返していた。

満島「純真無垢に女の人を愛する人なんだろうな」

満島ひかり※ザテレビジョン撮影


一方、満島は「撮影が始まる前、若い大聖くんとアオイちゃん、莉可子ちゃん、飛羽くんの4人のワークショップの先生みたいなのを何回かやって、お芝居って教えられるものでもないんですけど、みんなと本の話をしたり、お芝居の話をしたりしました」と回顧。

続けて「健くんとも始まる前に話をしていて印象的だったのが、普通の男子だったら何となく過ごしてしまいそうなある場面を、健君がずっと『いや~男として僕はこの場面で、ちょっとどういうふうにいたらいいか分かりません』って。彼女がウエディングドレスのフィッティングをしているっていう場面なんですけど。その場面の時の健くん自身の役への躊躇(ちゅうちょ)みたいなものが、すごいなと。この人は純真無垢に女の人を愛する人なんだろうなという印象を受けて、顔もカッコいいけど、心もカッコいいのかよ!と思って。始まる前、そういう印象がありました」と絶賛。すると、佐藤は「たった今、体温が2度上がってしまいました。ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。