<君の花になる>“竜星”に扮する森愁斗がウルウル目で魅せた力演に感動

2022/11/22 12:18 配信

ドラマ レビュー

山下幸輝“宝”を励ます森愁斗“竜星” (C)TBS

本田翼が主演を務める火曜ドラマ「君の花になる」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第5話が11月15日に放送された。ライブ出演直前に足を痛めて落ち込む宝(山下幸輝)のところに、弾(高橋文哉)と竜星(森愁斗)がやってくるようすが描かれた。竜星は見る見るうちに目を潤ませて、宝のために宝を諫める。演じる森の熱のこもった力演に感動させられ、見ている方もウルウルとなった。(以下、ネタバレを含みます)

「君の花になる」概要


「君の花になる」第5話より (C)TBS

同ドラマはある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花(本田)が、崖っぷちの7人組ボーイズグループの寮母となり、一緒に“トップアーティストになる”という夢に向かって奮闘する物語。脚本は、「花のち晴れ~花男Next Season~」(2018年、TBS系)、「恋せぬふたり」(2022年、NHK総合)などを手掛けた吉田恵理香氏が担当。30歳の節目を迎え、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む主人公の成長と胸キュンを完全オリジナルで描く。

同ドラマの鍵を握るボーイズグループ・“8LOOM(ブルーム)”のメンバーを演じるのは、高橋文哉宮世琉弥綱啓永八村倫太郎森愁斗NOA山下幸輝の7人。期間限定のボーイズグループとして実際にデビューし、主題歌・劇中歌などの楽曲発表や物語と連動したライブ、イベントなど多岐にわたる活動を行っている。

また、あす花の姉・優里を木南晴夏が演じるほか、宮野真守内田有紀竹中直人夏木マリら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

怪我をした宝が自嘲すると、竜星は優しく励ます

「君の花になる」第5話より (C)TBS


宝はメンバーの良いところを書いていたノートに、やっと自分の欄にダンスをがんばっていることを書いていたが、それさえも黒く塗りつぶす。宝の怪我は靭帯損傷で全治2週間で、自分の不甲斐なさを嘆いた。

八つ当たりしてノートを投げようとした手を止めたのは、弾とともに病院にやってきた竜星だった。宝がノートのことを知ってたのか聞くと、竜星は「うん、一緒にいること多いし、宝こそこそやるとき匂い変わるし」と言う。さすが、匂いに非常に敏感な竜星ならではのセリフだ。

「しょうもないことしてるなって思ってたんだろ」と宝が自嘲すると、竜星は「かっこいいなと思ってた」と微笑む。驚いて竜星を見る宝。竜星は、自分は昔から面倒なことが苦手でなるべく楽したい、一生懸命のなり方がわからないと続ける。「それは竜星がなんでもできるからだ」と宝が言うと、竜星は否定して「急にリーダーを任されたら絶対引き受けない」と言う。「いつもみんなを引っ張って、なんにでも熱くなれて、宝の周りは太陽みたいな匂いがする」と竜星は宝を励ました。