ライブ当日、あす花は8LOOMに複雑な思いを抱えて、嫌がらせをしていた良介のもとに行き、ライブ見に行かなくていいの?と語りかける。立て直すなら早ければ早いほうがいいと思うというあす花に良介は、どうして自分のためにそんなことを言うのか尋ねる。「徹底的にダメになる前に私も誰かに助けて欲しかったから」と良介の目をまっすぐに見つめて話すあす花。良介は「良い先生だよね、仲町先生って」と笑いかける。
良介とあす花はライブ会場の母校へと走って向かって行く。良介に追いつけないあす花は彼を先に行かせ、良介が見守るなか、8LOOMのライブは成功を収めた。
良介からあす花も一緒に学校に来たことを聞くと、あす花を探しに駆け出す弾。校内の音楽室を探すが、あす花の姿はない。あす花は屋外で呼吸を乱して、うずくまっていた。あす花の教師時代の過去がフラッシュバックのように蘇る。そこに駆けつけてあす花の手を取る弾。あす花が顔をあげると弾が優しく「あす花」と呼びかける。あす花は安心したかのように緊張を解いて涙を浮かべるのだった。
いつも「あんた」呼びしていた弾があす花を呼び捨てしたことにドキドキとさせられる。それを聞いたあす花を演じる本田の嬉しくも切なそうな涙目顔に胸がキュンと締め付けられた。SNSでも「まさかのあす花呼び。カッコ良すぎるし、感動する回だった~」「あす花ボイス死んだ無理」「最後でもう声が出るほど大号泣」とコメントが寄せられ、Twitterでトレンド入りを果たした。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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