2023年1月より、土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)がスタートする。同作は、橋部敦子によるオリジナルストーリーで、ある花火師がたどる不思議な日常を、圧倒的な会話劇とともに描く新感覚のファンタジー・ホームコメディードラマ。高橋一生と橋爪功がタッグを組み、一筋縄ではいかない“心温まるファンタジー”を繰り広げていく。
この度、世代を超え互いにリスペクトを送り合う高橋、橋爪が抱いていた「2人で一緒にドラマをやりたい」という熱い思いが実現。また、ヒロインには本田翼が抜てきされた。本田は、同作がテレビ朝日ドラマへの初出演となる。
舞台は、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)。高橋と橋爪は、四代目となる父・望月航と、その息子・星太郎に扮(ふん)する。
やがて、「すまん…」という一言を残して航が亡くなり、取り残された星太郎は、ひとり途方に暮れることに。しかし数カ月後、死んだはずの父親が当たり前のように日常に現れる。
同作の見どころのひとつが、好テンポで繰り出される会話劇。橋部によるオリジナル脚本について、高橋は「演劇の脚本を読んでいる印象」とその“ライブ感”を感じ、橋爪も「後半に行くほど、どんどん話が広がっていく」と絶賛。
本田も「人間味があり、日々の小さなことが光り輝いている」と期待を寄せている。この卓越した会話劇で、芝居巧者たちが演技合戦を繰り広げていくことに。
コロナ禍でイベントが減り、大打撃を受けた全国の花火業者。そんな苦境にあえぐ花火業界を舞台にした同作では、個人でもオーダー可能な打ち上げ花火など、さまざまな依頼が星太郎の元にやってくることで、ストーリーはさらなる広がりを見せていく。劇中では、実際に夜空に花火を打ち上げるなど、花火が“もう1人の主役”とも呼べる存在に。
一見、古き良きホームドラマ、ホームコメディーの赴きを匂わせながらも、驚きの“ファンタジー要素”で死生観も問う同作。しっかりとした骨太でコミカルな心温まる新感覚ホームドラマが誕生する。