平野紫耀“黒崎”のホスト風変身に視聴者ときめくも、ラストの展開に心配の声<クロサギ>

2022/12/10 20:26 配信

ドラマ レビュー

甘い言葉をささやく平野紫耀“黒崎”にキュン! (C)TBS

King & Prince平野紫耀が主演を務めるドラマ「クロサギ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系) の第8話が12月9日に放送された。前回の放送後の予告で注目されていた、黒崎(平野)の色恋をえさにする“アカサギ”への変貌。その姿でのオン&オフの切り替えにキュンとさせられつつ、強大なものに立ち向かう苦悩と覚悟、そして驚がくのラストへと、見応え満載で描かれた。(以下、ネタバレがあります)

真の敵が作り上げた“帝国”をつぶしにかかる黒崎

同ドラマの原作は、2013年に全42巻で完結した黒丸夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。2022年の現代を舞台に、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が、人をだまして金銭を奪うシロサギと色恋をえさにするアカサギと呼ばれる2種類の詐欺師をだます詐欺師=クロサギとなって、本当の“敵”を探し出し闘っていく物語が繰り広げられる。

検事志望の大学3年生・吉川氷柱を黒島結菜、甘味処の店主ながら裏の顔は詐欺師業界のフィクサーである桂木敏夫を三浦友和が演じる。

真の敵とにらんだ宝条(佐々木蔵之介)を“喰う”ため独断で動き始めた黒崎。第8話は、“宝条帝国”と呼ばれる裏金作りのための資金源のひとつである医療法人をターゲットに定めた。

黒崎がホスト風に変身!?

医療法人の理事長を務める宇佐美(津田健次郎)に近づくため、その妻・伶華(高田里穂)に接触することに。“アカサギ”そのものになるというより、目的を果たす手段の一つとして、黒崎は、彼女好みのホスト風で金持ちの医療関係社長に扮(ふん)した。

高級スポーツカーに乗ってさっそうと現れ、ゴールドのエクステ、ネックレス、サングラスという姿。「焦らなくても、ゆっくり知り合えばよくない?」などと甘い言葉も繰り出して、あっという間に伶華の心をつかんだ。

そんな黒崎の姿は、視聴者の心もとらえて離さなかった。伶華に誘われて出かけた寿司店で寿司をほおばってほほ笑んでいたかと思いきや、伶華と会った後に立ち寄ったケーキ店で疲れた様子を店員に心配されながらパフェをモグモグ。

ホスト風社長に変身するためカラコンを装着しながら、愛猫に「これは、しょうがなくやってるんだからね。病院の内部に潜り込むのは大変なんだから」と言い訳する場面があれば、伶華にバーでキスを迫られて席を横移動して逃げる場面も。