<君の花になる> 8LOOMが最初で最後のライブツアーへ、解散の事実を知った本田翼“あす花”は困惑する

2022/12/19 05:00 配信

ドラマ

本田翼“あす花”は8LOOMが解散すると聞いて困惑する (C)TBS

本田翼が主演を務める火曜ドラマ「君の花になる」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の最終回となる第10話が、12月20日(火)に放送される。同作は、挫折した経験を持つ元高校教師の主人公・仲町あす花(本田)が、崖っぷちの7人組ボーイズグループの寮母となり、一緒に“トップアーティストになる”という夢に向かって奮闘する物語。

脚本は、「花のち晴れ~花男Next Season~」(2018年、TBS系)、「恋せぬふたり」(2022年、NHK総合)などを手掛けた吉田恵理香氏が担当。30歳の節目を迎え、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む主人公の成長と胸キュンを完全オリジナルで描く。

鍵を握るボーイズグループの活動は現実世界とリンク


同ドラマの鍵を握るボーイズグループ・“8LOOM(ブルーム)”のメンバーを演じるのは、高橋文哉宮世琉弥綱啓永八村倫太郎森愁斗NOA山下幸輝の7人。期間限定のボーイズグループとして実際にデビューし、主題歌・劇中歌などの楽曲発表や物語と連動したライブ、イベントなど多岐にわたる活動を行っている。

また、あす花の姉・優里を木南晴夏が演じるほか、宮野真守内田有紀竹中直人夏木マリら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)

8LOOMの絆に亀裂が…それぞれが幸せになるための“決断”


12月13日に放送された第9話では、あす花と8LOOMの決断が描かれた。ネットでツーショットが拡散され、大騒ぎになったことを受け、あす花は寮を去り、弾(高橋)は活動自粛に。“トップアーティストになる”という夢をつかみかけた7人だったが、再び夢が遠のいていく。

「俺は間違ったことしてねえし、間違ったことにもしたくないんだよ」、世間に対して謝罪をすれば活動を再開できるが、ただ“花丸”をつけ合っていたあす花との関係を“間違いだった”と認めることになる。弾への憧れが特に強かったなる(宮世)とは対立し、メンバーたちの絆に亀裂が入り始める。

その後、あす花がICレコーダーに残したメッセージを聞いた弾は、今も昔も変わることなく自分の夢を応援してくれていることに改めて気付かされる。そして、雨に打たれながらフリースクールで働くあす花の姿を見つめるのだった。

一方、寮では弾以外の6人が話し合っていた。8LOOMのために始めた活動が、それぞれの夢や希望に変わっていたことが明かされていく。すると、ずぶ濡れになった弾も寮に戻り、涙を流しながら「俺はみんなが100全力で幸せじゃなきゃ嫌だ」と言い放ち、最後には「俺たち…解散しよう」と告げるのだった。

次回、同作はついに最終話を迎える。まだ劇中で歌唱していないのは、メインテーマソングの「君の花になる」のみ。この歌が一体どのような意味をもたらすのだろうか。新たな道を進みだしたあす花と、夢のために解散を選んだ8LOOM。登場人物たち全員が幸せになることを祈りながら、その勇姿をしっかりと目に焼き付けたい。