柳楽優弥が、12月21日に都内で開催されたヴィレッジ・サイコスリラー作品「ガンニバル」の世界同時配信記念スペシャルナイトに登場。共演の笠松将、吉岡里帆、高杉真宙、志水心音と共に、作品への思いなどを語った。
「ガンニバル」は、累計200万部を超える二宮正明の大ヒット漫画シリーズを実写化した作品。のどかな村「供花村」に駐在として着任した警官・阿川大悟(柳楽)が、“この村では人が喰われているらしい…”という、恐ろしいうわさの真相を探る物語だ。ディズニープラスの「スター」日本発オリジナルドラマシリーズとして、12月28日(水)より独占配信予定。
間もなく配信を迎えるにあたり、主演の柳楽は「5カ月間という長期間をかけてこの作品に向き合っていたので、本当に早く見ていただきたいと思いますし、日本国内のみに向けての作品作りではなく、世界基準って何なんだろうということをキャスト、スタッフ、監督が自問自答しながら作り上げた作品です。自信があります!」と力強く語る。
「世界同時配信記念スペシャルナイト」と題した今回のイベント名にもあるように、今作は日本のみならず世界同時配信となる。世界へ向けてという点について、柳楽は「村での出来事というのがキーワードだなと感じていて、例えばヨーロッパだったら、フランスの村でこういう出来事があったらもっと怖いのかなとか、そういうことも感じたり…。いろんな国の方に見てもらって、どういう感想をもってもらうのかというのがまだ全然想像できないので、28日に配信されて、感想が楽しみです」と、期待を膨らませた。
また、今回のイベントでは、登壇者から別の登壇者へ質問する「質問コーナー」も実施された。
柳楽は、笠松に対して「この作品の供花村では、掟がテーマでありますが、笠松さんが現場で行う掟のようなものは?」と質問。それを受け、笠松が「マイ掟ですね。マイ掟は、水をたくさん飲むことです。入れ替えたくていろいろと…」と回答すると、柳楽は「いいっすね~」と笑顔を浮かべながら、「飲むと汗かくでしょ?だから汗かかないか心配」と持論を展開していた。
一方、笠松から柳楽への“お返しクエスチョン”として「撮影期間中に楽しかったこと、苦しかった、大変だったことを聞きたいです」と質問。
それに対し、柳楽は「変わっているな自分、って思うんですけど、撮影で良いシーン撮るのは大変なんだけど、いろいろ何回もテイクを重ねたりしても、その後は楽しかったなって思える。大変でもいいものを撮れたら楽しかったなって感じちゃうんですよ」と答えた。妙に納得した様子の笠松は「それ聞いて、『あっ!』てめっちゃ(腑に)落ちました。楽しいと大変が同じってことですね。めっちゃ納得できました。ありがとうございます」と感心した様子で、柳楽を見つめていた。
さらに柳楽は高杉からの質問に対しても回答。高杉から「僕は年齢を重ねていくのが楽しみなんですけど、20代から30代になられて変化はありましたか?」と聞かれ、柳楽は「変化か~……やっぱ違うな!って感じがしますよ」と長考したわりにざっくりと答え、一同に笑いが。
続けて「32歳ですから(笑)。何て言うんですかね、先輩だけじゃなく後輩がだんだん出来てくるということで、しっかりしないとなっていう変化はあります」と語ると、高杉は「結構大きい変化ですね。現場で、ずっと後輩でいたいところもあったりするんです。でも、後輩が出来ていくというのも楽しみの一つですね」と前向きに捉え、後押しするように柳楽は「そうそうそう。楽しんで!(笑)」と先輩らしくエールを送っていた。
◆取材・文・撮影=ブルータス海田
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