自宅の壁に「人殺し」柳楽優弥主演『ガンニバル』第4話先行カット解禁

2023/01/05 17:00 配信

ドラマ レビュー

「ガンニバル」第4話より(C) 2023 Disney

柳楽優弥が主演を務めるドラマ「ガンニバル」の第4話が1月11日(水)より配信となる。配信に先駆けて、第4話のあらすじと場面写真が解禁となった。

サスペンスコミック「ガンニバル」を実写ドラマ化

ドラマ「ガンニバル」は、2018年に連載がスタートした二宮正明のサスペンスコミック「ガンニバル」を実写ドラマ化したもの。都会から遠く離れた山間にある供花村(くげむら)が物語の舞台で、ある事件を起こして村の駐在として左遷された警察官・阿川大悟が主人公。一見、犯罪とは無縁に思われるのどかで平和な村だが、一人の老婦人の奇妙な死をきっかけに、大悟は少しずつ村の異常性に気付いていく。

主人公である、狂気の世界へと誘われていく警察官・阿川大悟役を柳楽が務め、供花村を支配する後藤家次期当主・後藤恵介役を笠松将、大悟の妻・阿川有希役を吉岡里帆、後藤家の元当主で恵介の祖母・後藤銀役を倍賞美津子と演技派俳優陣が脇を固め、監督を片山慎三、脚本を大江崇允が務める。毎週水曜にディズニープラスの「スター」で世界同時配信中だ。

またしても不穏な空気が…

第3話では、娘のましろ(志水心音)が話す事が出来なくなった事件の真相と、失踪したと思われていた前駐在、狩野(矢柴俊博)の死亡が明らかになった。第4話では、ましろが供花村での生活で笑顔を取り戻す。この村で生きていくという大悟らの決意とは裏腹に、周囲にまたしても不穏な空気が漂いはじめる。

後藤睦夫(酒向芳)の供述から、山中で白骨化した狩野の遺体が見つかった。後藤家が何かを隠しているように思えて仕方なかったが、大悟はこれ以上後藤家に関わらない方がいいと署長に告げられた。

数カ月後、一家は平和な日々を過ごしていた。村人とも打ち解け、ましろにも笑顔が見られた。

そんな大悟と有希を覗く者がいた。大悟が慌てて外に出ると、壁に「人殺し」と落書きが残されていた。

恵介から覗いたのは後藤龍二だと謝罪されたが、落書きは違うと言われ、村人を信用しすぎるな、狩野を追い込んだのは村人たちの方だと忠告され、落書きの一件からフェンスを建てることにした大悟だったが、「信用していないのか」と山口に詰め寄られた。

そんな時、大悟に一本の電話がきた。それはすみれ(北香那)から渡された、狩野が最後に話したとされる相手の番号だった。大吾は会う約束をして指定の場所に向かうと、仮面の男が待っていた。