15周年を迎え、長く愛され続ける「必殺シリーズ」の魅力はどんなところかを問われると、東山は「先輩たちが培ってきたものを守ってきた。そういうものが積み重なって愛されてきたんだなと思います」と語る。
また、幼少期から「必殺シリーズ」が好きで作品を見続けてきたという松岡は、実際に演じるようになって感じた思いを尋ねられると、「ずっとファンで、家にあったぬいぐるみにバーベキューの串を刺してましたから、まさか本当に仕事人になって刺すことになるとは思わなかったです」と衝撃発言をし、笑いを誘った。
遠藤は、撮影を振り返り、「一番最後の姿として、予想だにしないことが台本に書かれていて、本番ではそんなことはしないだろうなと思ったら本当にその状態で終わっているので、これが視聴者が見て成立している状態なのかすごく不安な終わり方なんです」と思わぬ不安を吐露。
そして、「見ようによってはもう一回出てこれるような状態で終わっているので、しれっと出てこようかなと思っています。立って終わっているんですよね、目も開いています。再び出てきそうです(笑)」と見どころを明かした。
それを受けた松岡は、「今までも殉職するようなシーンはいろいろ見てきたんですけど、えんけん(遠藤)さんが陣八郎として最期を遂げるとき、勇ましさみたいなものがあるんです。そこが切なくて、かつ、死ぬときの見せ方のこだわりにさらに切なさを感じてしまいました」と感想を述べた。
役として遠藤の一番近くにいた知念は、「撮影所にタクシーで入っていくんですけど、僕が入ったら玄関にタクシーが停まっていて、運転手の方と遠藤さんが話をしているんですよ。なんか揉めてるな~、大丈夫かな?と思って行ったら、そのタクシーがすごく珍しいタクシーだったらしく、笑顔で写真を撮ってました(笑)。普段そのタクシーって三つ葉なんですけど、四つ葉だったんです」と最近の思い出をエピソードを挙げ、遠藤の意外な一面を明かした。
遠藤も「乗ったときは知らずに、運転手さんが『おめでとうございます。四つ葉です』って。知らない人がいるのかっていう感じで。『四つ葉は2台しかないんです!それに今日乗っていらっしゃるんですよ!』って(笑)」と強くアピールされたといい、うれしくなって写真撮影をしたと明かした。
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