また、前室に呼んでくれた橋爪と高橋について、本田は「最初からお二人はチームワークが出来上がっていらっしゃいました。役柄的にもお話としても、私が演じるキャラクターは、最初の方は距離の人物でもあったので、まだなじまずにいようかなと思ってたんですけど」と告白すると、橋爪は「(前室に来なかった理由は)役作りしてたんだ!」と納得した様子。
本田は笑いながら、「一応(役作り)させていただいてます(笑)」と返し、橋爪は「偉い!」と本田を力強く褒めた。続けて、本田は「ありがとうございます。役作りのために最初は距離を保っていたんですけど、橋爪さんが『入っておいで』と呼んでくださいました。最終的に『ここがおまえの場所だ』というソファーまで作ってくださって、入らないとたまにパンチを食らわせてくるんですよ、ちょっと重めの(笑)」とうれしそうに報告。
本田の話を聞いていた高橋は驚いた表情を浮かべながらも、「それはもう訴えないと」と冷静にツッコむと会場からは笑い声が上がる。本田もにこにこと笑いながら「そういった橋爪さんのおちゃめな愛情もあり、(前室に)入れるようになりました。私に気を遣ってくださった橋爪さんからの深い愛です」と付け加えた。
二つ目の目撃情報は「高橋一生さんがくつろぎすぎて本田さんに『実家ですか?』と突っ込まれていた」というもの。高橋は、「僕はあまり記憶ないです。『くつろぎすぎです』とは言われたけれど」と告げる。
一方、本田は「ここのセットでずっと撮らせていただいているが、実家と言いますか、おばあちゃんの家に来たかのような雰囲気のあるセットなんです。そのセットにサツマイモのお菓子が常時、準備してあるんです。そのお菓子で高橋さんが楽しそうに遊んでいたので、思わず『実家ですか?』とツッコんでしまったんです」と真相を明かした。
その話を聞き、思い出したかのように「ほぼ実家ですね。サツマイモのお菓子は、常に補充してくださるんです。一日の撮影が終わる頃には、なくなってしまうのですが、夕方ごろにまた補充してくださるんです。とってもうれしい現場です」と照れ臭そうに笑う高橋。そんな高橋に橋爪は「何が『うれしい現場です』だよ(笑)」とツッコみを入れた。
本当に生活している感覚になるような撮影現場に対し、高橋は「前半の頃から自宅のセットに慣れ親しませていただいていたので、もう本当に実家のように過ごして、お芝居をさせていただいている。
ヅメさんも先ほどおっしゃっていましたが、なかなかこういうワンシチュエーションに限りなく近い中で、お芝居をしていくことは昨今ではなくなってしまったので、とても面白く、楽しく、お芝居させていただいております」と撮影を楽しんでいるエピソードを披露した。
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