“花火師親子”高橋一生&橋爪功と“訳ありヒロイン”本田翼が織り成す心温まるファンタジーが始動<6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱>

2023/01/14 18:32 配信

ドラマ レビュー

高橋一生らが織り成す心温まるファンタジーが始動(C)テレビ朝日

高橋一生が主演を務める土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)が1月14日(土)よりスタートする。

「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」とは?


同ドラマは、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)を舞台に、四代目となる父・望月航(橋爪功)と、その息子・望月星太郎(高橋一生)親子が繰り広げる“不思議な日常”を描く心温まるファンタジー。

ある日、「すまん…」という一言を残して80歳を超えた航が亡くなり、残された星太郎はひとり途方に暮れることに。しかし数カ月後、死んだはずの航が当たり前のように現れる。

脚本は、「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(テレビ朝日系)、「津田梅子~お札になった留学生~」(テレビ朝日系)などを手掛けた橋部敦子氏が、主題歌はケツメイシがそれぞれ担当する。

「WEBザテレビジョン」では、1月14日(土)放送の「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」第1話を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」第1話のあらすじ


2022年の夏。新型コロナが収束しないため、夏の花火大会は中止となり、望月星太郎(高橋一生)と航(橋爪功)の花火師親子は今年も暇になりそうだ。大規模な花火は上げられないものの、個人がオーダーする花火を始めようと、航は星太郎に何度か提案してきたが、星太郎は難色を示す。

個人向けの花火となると、ホームページで宣伝、打ち上げる場所の許可取りなどと色々とやらないといけないことがあり、加えて、特定の個人に満足してもらうためには、客との事前の綿密なコミュニケーションも必要であることなどから、乗り気ではなかった。しかし、星太郎が個人のオーダーを嫌がる本当の理由があった。

その後、星太郎はいつものように、朝食の片づけを終えてから作業場に向かう。すると、航が倒れており、「すまん」という言葉とともに、息を引き取るのだった。

そして、冬。一人となった星太郎のもとに、「あなたのためだけの花火を打ち上げます」と書かれた手書きのチラシを手にした水森ひかり(本田翼)が訪ねてくる。彼女は花火を上げてほしいと星太郎に頼むのだった。そんな時、なぜか死んだはずの航が、突然、星太郎の前に現れる。

驚く星太郎だったが、「生きてるとか死んでるとか、そんなのどっちだっていいじゃないか」と、航は取り合わない。やがて、ひかりの頼みを聞くことになった星太郎だったが、どんな花火がいいのかを彼女に聞くもオーダーは「望月さんにとってのすてきな花火」だった。

そして、打ち上げ当日の夜、花火を見たひかりが想定外の反応をしたことで、星太郎は動揺する。一体、ひかりが花火を打ち上げた目的とは何なのか、そして、望月親子の不思議な関係性の行方とは何なのかというストーリーが描かれる。