佐藤健“直木”「黙っていたことがあります」、井上真央“悠依”は松山ケンイチ“譲”に捜査を依頼する<100万回 言えばよかった>

2023/01/19 05:01 配信

ドラマ

井上真央“悠依”は佐藤健“直木”の存在を受け入れ始める (C)TBS

井上真央が主演を務める金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第2話が、1月20日(金)に放送される。同作は、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK総合)などを手掛けた脚本家・安達奈緒子氏による、“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも奇跡を起こそうとする3人の姿を完全オリジナルで描く。

主人公・悠依に関わる登場人物を演じるのは…


同ドラマには、主人公・相馬悠依(井上)にプロポーズしようと心に決めた矢先、不可解な事件に巻き込まれて幽霊になった男・鳥野直木を演じる佐藤健や、そんな二人の運命に寄り添わざるをえない刑事・魚住譲を演じる松山ケンイチも出演。

また、悠依を助けたことで知り合う医師・宋夏英(ソン・ハヨン)をシム・ウンギョンが演じる他、板倉俊之平岩紙春風亭昇太荒川良々ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)

描かれた、出会いと別れ…抜群の演技力で視聴者を魅了


1月13日に放送された第1話では、悠依と直木の過去、そして代々霊が見える家系の寺の息子である刑事・譲との出会いが描かれた。

ドラマの冒頭に登場したのは、悠依と直木の二人。一見、家でプチげんかをするカップルなのだが、2人の会話は絶妙にかみ合っていない。「直木は幽霊になってしまっている」、ということを言葉でなく芝居で見せる。そんな3分半の描写に心つかまれた視聴者も多いはずだ。

そこから、里親施設で出会った2人の過去、そして20年ぶりに再会し互いが運命の相手だと確信した瞬間が、優しく丁寧に描かれていく。悠依と直木のささいなやり取りに心ときめくたび、今後2人が向かい合って話すことはないのだと胸が苦しくなる。

その後、直木のことが“唯一見える”譲は、彼の思いを悠依に伝えるべく、奔走。今置かれている状況に戸惑いながらも懸命に向き合おうとする3人を、井上、佐藤、松山が見事な演技力で表現した。ファンタジックな展開にもかかわらず「もしかしたらこういうことが起こりうるのかもしれない」と、つい考えてしまう。

ドラマ終盤では、殺人事件が起きたマンションの防犯カメラに映り込む直木の姿が。恋愛のみならず、サスペンスの要素も加わった同作は、多くの謎を残す形で幕を閉じた。