妻夫木聡“波佐間”が行った手術の驚がく細工に視聴者「スカッとした」の声<Get Ready!>

2023/01/23 11:21 配信

ドラマ レビュー

妻夫木聡“エース”の思いとは…(C)TBS

妻夫木聡が主演を務める日曜劇場「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系) の第3話が1月22日に放送された。連続殺人事件を起こす犯人の命をめぐる物語に、賛否ありつつもドラマならではの展開が反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

連続殺人事件の犯人と被害者の命を救う

同作は、多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームの活躍を1話完結で描く完全オリジナルの医療ヒューマンドラマ。演出は、映画、ドラマ、舞台で幅広く才能を発揮する鬼才・堤幸彦が担当する。

妻夫木演じる主人公・波佐間永介は、“エース”と呼ばれる闇医者チームの天才執刀医で、昼間はパティスリー「カーサブランシェ」でオーナーパティシエとして働くという2つの顔を持つ。そんな波佐間が率いるチームの面々は、波佐間の相棒ともいえる交渉人で表の顔は優秀な国際弁護士の下山田譲(通称:ジョーカー)を藤原竜也、凄腕オペナース・依田沙姫(通称:クイーン)を松下奈緒、若き万能ハッカー・白瀬剛人(通称:スペード)を日向亘が演じる。

ある人物の後を追って街中を駆けるエース。謎の描写で始まった第3話では、ジョーカーやクイーンの反対を押し切り、連続殺人事件の被害者たちをエースが救っていった。実は、犯人の安達(杉本哲太)もエースの患者だった。

悲し過ぎる復讐劇

余命3カ月と診断されていた安達の目的は、娘を暴行し、生き埋めにして殺害した3人の男たちへの復讐。そのため生き延びようとエースに手術を依頼したが、首謀者の仮釈放が早まったことで、手術を受けずに復讐を始めた。

警察に闇医者チームの正体がバレる危険も高まるなかでのエースの真意はなんだったのか。エースは「復讐があんたの生きる目的だったとしてもそれを否定する気はない」と言いつつ、「娘さんはあんたを人殺しにするために生まれてきたんじゃないだろう」と続けた。

安達を殺人犯にしたくなかったエースは手術を成功させ、安達は罪を償うために服役することに。しかし、それだけでは終わらなかった。エースは、安達が恨んでいた3人のもとに仮面をつけた姿で映像として現れ、驚きの事実を告げた。

安達に刺された彼らを処置した際に大動脈を結ぶのに使用した糸が1年の寿命だというのだ。エースが「お前たちに生き延びる価値はあるのかな?」と問い掛けるも、反省の色がない3人。エースはそのまま姿を消した。

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